菅総理 G8で 「日本は新エネルギー推進」を言明へ

2011.05.02


参議院予算委員会で菅総理は、今月末にフランスで開かれるG8会議で、日本は新エネルギーを推進する、と言明すると答弁しました。G8が原発大国のフランスで開催されるというのも、ひとつの巡り合わせなのでしょう。








菅総理はすでに、4月18日の参議院予算委員会でも以下のように、原子力政策を白紙から見直すと表明しています。





菅総理が進もうとしているのは、はっきりと「脱原発」の方向です。

福島原発大災害の今、はっきりと脱原発の意思を表明する総理を持てたことは、日本国民の幸せです。そんな総理はこれまで1人もいませんでした。


菅総理は、たぶん企業からも組合からも政治家からも官僚組織からも原発推進の圧力がないのでしょう。原発に対して政治的なフリーハンドを持っているようです。
また、東工大で物理を学んだ経歴も、菅総理の脱原発の思想をサポートしているでしょう。
技術というものが万全ではないことを、若いときから理解できているということです。

震災対応でいろいろと酷評がありますが、私は菅総理を支持します。

福島の惨状を見ながら、それでもなお原発を推進するという勢力が、トカゲのシッポのように、脳もなく信念もなく、ただ体だけでのたうち回っています。このような理不尽な勢力を駆逐するために、菅総理が先頭に立ったのです。


総理の孤独や重圧は、並大抵のものではないでしょう。その中で菅総理は、この1ヶ月半で、それまでの百倍のスピードや衝撃でさまざまなことを経験し、学んだのだと思います。


男子3日会わざれば刮目して見るべし

(日々鍛錬する人は3日も経つと見違える程成長していると言う意味)


いまのところ、権力内部で脱原発を明言しているのは菅総理だけです。
しかし、菅総理が旗を高く掲げていれば、全国で同志が声を上げます。

多くの自治体の首長や議会が、脱原発に向けて明確な一歩を踏み出すでしょう。
すでに大阪府の橋下知事、滋賀の嘉田知事、浜松市長、津市長などが、脱原発に動き出しています。

産業界ではすでに孫正義氏が旗幟を鮮明にしています。

原発は産業界全体にとっても、何のメリットもありません。経団連のロートルが利権がらみで原発推進を言っているだけです。これからは、電力自由化から新エネルギー開発への流れが産業界でも急速に大きくなっていくでしょう。


民主党は、せっかく国民から圧倒的多数を与えられた衆議院で、電力自由化を立法すべきです。
後世の歴史は、そのための政権交代だったと評価するでしょう。



毎年、広島から、長崎から、私たちは世界に核廃絶を訴えてきました。
みたび許すまじ原爆を、と訴えてきました。
昨年は秋葉広島市長が「オバマジョリティ」という言葉を用いて、オバマ大統領が広島の平和祭典に参列するよう呼びかけていました。


その日本が、福島から大量の放射能を世界にばらまいてしまいました。






今年の広島から、長崎から、私たち日本人はどんなメッセージが出せるのでしょうか。



日本は、原発のくびきから脱し、国の総力をあげて新エネルギーを推進し、その成果を世界の人々と分かち合う、そういう国になります。

そういう決意を、広島から、長崎から、世界に発信したいものです。





日本国憲法  前文

われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。

原文
We desire to occupy an honored place in an international society designed and dedicated to the preservation of peace, and the banishment of tyranny and slavery, oppression and intolerance, for all time from the earth.






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