アメリカの一極支配終了

2015.06.25

ロシアのプーチン大統領がアメリカの外交を批判しました。

6月20日(土)毎日新聞夕刊↓




イラクを占領し、多くの人々を殺害し、サダム・フセイン元大統領を絞首刑にしてどうなったか。過激派組織イスラム国の台頭だ。

自分のスタンダードを他国に押し付けるような政策は誤りだ。

ソ連崩壊後の10年間、静かに欧米との協力を提案してきた。だが、我々はじりじりと隅に追いやられ、ついには後ずさりできない地点まで追いやられた。




ということです。

プーチン大統領の言っていることは、まったくその通りです。
ソ連邦が崩壊してから、世界はアメリカのやりたい放題になっていました。旧ソ連領で「なんとか革命」が波状的に多発しましたが、それらはすべてアメリカの差し金でした。

2001年の同時多発テロもアメリカの自作自演です。ジェット機が上の方にぶつかったからといって、鉄骨のビルが根元から崩壊するなどということは、物理学的にありえないわけで、誰かが仕組んでいるわけです。そしてそれがアフガン侵攻、イラク侵攻の口実になっていますから、犯人は明らかで、アメリカの「戦争をしたがる者ら」がやったことです。

今回の安保法制も、アメリカの「戦争をしたがる者ら」が安倍をせっついているわけで、日本の憲法がどうこうなどという話は初めからどうでもよく、日本の国会の都合もどうでもよくて、安倍は「夏までに国会で決める」とアメリカ議会で勝手に約束してきたわけです。

「いったいどういう時に集団的自衛権が発動されるのか」という国民の当たり前の問いに対して、安倍は応えられません。なぜなら、安倍はそれを知らないからです。

「そんなもん、アメリカが来いと言ったら行くんだから、オレに聞かれても知らないよ」

というのが安倍の本音なのです。

しかしアメリカにも、「戦争なんてするな」という勢力があって、オバマ大統領はそちら側です。
だからオバマは安倍を嫌い、軽蔑しています。こういう状況ですから、日本国民が自衛隊の野放図な海外派遣を拒否すれば、情勢は変わるでしょう。沖縄の問題も同じようなところがあります。


アメリカ陸軍の大尉だった飯柴智亮(いいしばともあき)氏は右の著書で「米軍は米軍の都合で日本を去る」と言っています。沖縄(日本)は中国に近すぎて米軍にとって危ないのです。

翁長知事がアメリカまで出かけて、辺野古に基地は作らせない、辺野古に基地はできない、これは人民の権利だとタンカを切りました。アメリカにはそれに同調する勢力もあり、なにしろ米軍が独自に日本から撤退する意思を持っているわけですから、状況は大転換する可能性があります。

そういう全体情勢の中での、今回のプーチン大統領のアメリカ批判です。



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