磁気活水の原理 1
| 磁気の間を水が通ると水は少し変わる。それが我々の体験であり実感である。 そして観察した結果、その変化量は磁力が強いほど大きく、その変化した状態は人間生活に有意な時間、われわれの観察では1ヶ月ほど持続することが分かった。 現象を素直に観察して、なぜそうなるのか、どうなっているのかを考える。 自分の考えに固執して、現象そのものを否定しているようでは、自然界の解明はできない。 どのような現象が起きていると考えられるか、以下の図で説明する。 水分子○は磁力によって●の状態に変化する。 |

| それがどういう変化かは科学の世界でまだ特定できていないが、とにかく変化する。 まったく変化しないということはむしろ不自然であり、磁気活水など存在しない、と言っている者も、まったく変化しないとは言っていない。 磁石の間を通ったら、水分子がすべて変化する、ということではない。 なぜかと言うと、水の変化の度合いは、磁石の強さによることが観察されているからである。 つまり、磁石が強いほど大きく変化する。 ということは、すべてが変化しているわけではなく、変化は飽和していないことを示している。 水はどんな力を受けるのか では、水を変化させる力とはどのようなものか。 それを示す実験がある。 |

上は科学雑誌ニュートンに紹介されていた実験で、キュウリのやじろべえがネオジム磁石で動く様子である。これは誰でも簡単に実験できる。キュウリの中の水分子が磁石から反発力を受けて、遠ざかろうとするのである。 下は、水が丸くなって空中に浮かんでいる写真である。文科省の物質材料研究機構の廣田憲之博士が撮影したもので、インターネットで紹介されている。 水に、重力と反対向きに強い磁場(超電導磁石が用いられた)をかけると、水は反発力を受けて空間に浮かび始め、重力と磁力がバランスするところで丸い球となってとどまる。なぜ丸くなるか。それは、磁力によって重力がキャンセルされて、宇宙空間のように無重力状態になるので、ひとつひとつの水分子には、分子間引力(表面張力)だけが働くからである。宇宙船内で水をこぼすのと同じである。 もし水が、下から何らかのガスの圧力のような力を受けて浮上するのなら、水は板状になって浮かび、球状にはならないだろう。 ほかの研究者も、水やトマトやカエルの磁気浮上の実験をして、インターネットで紹介している。いずれも、ひとつひとつの水分子に重力と磁力とが働いて釣り合っている状態、と説明している。 以上、水は磁気によって力を受ける のである。 磁場を取り去れば、このような目に見える形での変化はすぐに消滅する。しかしそのことから、磁気によって水分子の内部にもたらされたかも知れない変化までも、ただちに消滅する、と考えるのは短絡思考である。 エネルギー準位が上がる 水分子の内部にどのような変化が起こるのか、それは分からないが、エネルギー準位で考えると理解しやすいだろう。すなわち、水分子は通常は分子としての基底状態○(もっともエネルギーが低い状態)にあるが、何らかのエネルギーが注入されると、準安定的な高エネルギーの準位に押し上げられる●と考えるのである。 その様子を右に図示する。 (むろんそのようなエネルギー準位はまだ発見されていないわけだが) 弱い磁石でも変化は起きる 磁力は磁束密度で表される。磁束密度とは簡単に言えば単位面積あたりの磁力線の数のことである。磁力線が密集すれば磁束密度は高くなり、強い磁石になる。 しかし、磁束密度が小さくても、次々に磁石を並べれば、水流に対する磁力線のトータル数を増やすことができるから、水を変化させる確率は増加する。 すなわち、弱い磁石でも、ずらずらと並べればある程度のことは起こると考えられる。 だから、「磁気によって水が変化するとしても、超電導磁石のような強い磁石でなければ変化は起こらない」という人がいるが、弱ければ変化は微小にはなるだろうが、まったく起こらないと断定するのは、自然現象の理解として間違いである。 要は、押し上げるだけのエネルギーがどのくらいか、磁力にはその力があるのかどうか、ということだが、準位間のエネルギー差はそれほど大きくはないようである。なぜなら、セラミックボールの間を通したり、金属の密集した中を通したりしても、水はある程度変化するからである。 また、このようなエネルギー準位という考えは、磁力やセラミックや炭などで変化した水が、どれも似たような性質(効果)をもっていることの説明にもなるだろう。 付言すれば、 磁気活水器の磁力は、それほど弱いものではない。 われわれの活水器の場合は、0.5テスラ(5000ガウス)ほどある。 これは超電導磁石(5から10テスラ)と比べて、それほど弱いわけではない。 NMRとは違う 磁気によって水が変わる、その変わり方は、NMR(核磁気共鳴)などで起きる変化とは、違うものである。 NMRは、強い磁場をかけるところは似ているが、水や有機物の水素原子(あるいは炭素原子)に変化を与えるのは、強い磁場そのものではなく、それに加えて負荷される電磁波である。強い磁場の中にある水素原子などは、ある周波数の電磁波をあてると共鳴現象を起こす。その周波数や、共鳴状態からの復元時間などを調べることで、分子などの構造解析ができるというのがNMRである。これを応用した医療機器がMRIと呼ばれるものである。 磁気で水が変わるなら、MRIなど危なくて使えないじゃないか、でも実際にはみんなが使っているのだから、磁気で水は変わらないのだ、と主張する人がいる。話にならないむちゃくちゃな理屈だし、純粋に理学的な考察をしている時に、そのような「社会問題」を持ち込むのはスジが違う。 それにMRIは現実にはリスクがある。だから、妊婦は受けてはいけないことになっている。 つまり現実には、磁気で水は変わる、とMRI関係者は考えているのである。 また、磁気活水を利用することと、体に直接磁気を浴びることとを混同する人がいる。 それも間違いである。 今の議論において、磁気を浴びるのは水であって、人や動植物ではない。 磁気活水は、MRIとか、ピップエレキバンなどとはまったく違う話なのである。 近赤外線分光での観察 磁場の間を水を通すことで水に起こる現象は、必ずしも水分子の中の水素原子に起こっているとは限らない。 変化はおそらく、水素と酸素との結合部分に起きているだろう。そのことは、国立K大学で測定された近赤外線分光の結果で示唆されている。(下図) |

| その測定では、われわれの磁気活水器に入る前の水のスペクトル(黄色)と、その磁気活水器から出たあとの水のスペクトル(赤色)と、その水を3日間おいておいてからのスペクトル(緑色)が測定された。 これを測定した国立K大学のT教授は、磁気活水器に入る前の水のスペクトルと、磁気活水器から出たあとの水のスペクトルの間には有意の差があると結論している。 このスペクトルが測定されたいきさつは、次のようなことである。 数年間かけてわれわれは兵庫県下の多くの酪農家の牛舎に、磁気活水器を設置していった。 牛の数では2000頭くらいになる。 その結果、多くの酪農家において、牛が水をよく飲むようになった、牛舎の臭いが減少した、牛が蚊に刺されにくくなった、牛乳の脂肪分が減ったが、牛自体は健康になった、などという変化が顕著に見られたのである。 そのことに気付いた県の酪農技術指導者が、水のサンプルを国立K大学に持ち込み、分析を依頼した。そして上記のスペクトルが、その酪農技術指導者を通じて酪農家にもたらされた。 われわれは偶々、その酪農家を訪ねてそれを入手したのである。 私は、このデータが、磁気活水がその姿をかいま見せた、世界で初めてのデータだと考え、その翌日に、それを測定してくれた人を求めて国立K大学を訪問し、学内のあちこちで人に尋ねながら、ようやくT教授に会うことができたのである。 T教授は、その水がどういう水かを知らずに測定したということだった。 そこで私は、その水が、われわれの磁気活水器を通った水であることを説明した。 T教授は、酪農の専門家であると同時に、近赤外線分光の専門家でもある。毎年米国のアトランタシティで行われている、化学分析の世界大会である「ピッツバーグコンファレンス」で、近赤外線分光部門で世界最高の賞を授与されている。 T教授は、磁気などで水に変化が起きるのは当然だと考えており、そういう研究分野を確立しようとしている。T教授は、 「このスペクトルは、あなたの磁気活水器で水が変化したことを示唆しているが、このひとつのデータから何かを結論することは危険である。特に水に関しては、研究が難しいだけでなく、学会全体として、水が何らかの変化をするとか、したとかいう話は、うっかり言えばつぶされる雰囲気がある。何かを言うためには慎重に事を進めなければならない」 と言っている。また当然だが、争いは好まないとも言っている。 たしかに学問の世界では、まだ、水が変わることは積極的には認知されていないようである。 しかし、認知されていないということは、水は変わらないということではない。学問のレベルがまだそこまで到達していない、というだけのことである。 一方、学問の世界で、水の不思議さを解明しようという動きは、たくさんある。 先般のスプリング8での実験もそのひとつである。 http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080612_2/detail.html 100年来の論争が続く水の構造の問題に、電子状態の構造解析で結論 高分解能の軟X線発光分光装置で、2つの主な構造を世界で初めて観測 2つの構造は、水素結合の腕が大きく歪んだ構造と氷によく似た秩序構造と判明 認知されていないから水は変わらないのだ、などという議論は、区役所の窓口ならそうかもしれないが、科学の議論ではない。 磁気活水器を設置したら、牛が水をよく飲むようになった。これが自然界の真実である。実際に起きていることである。ほかにもたくさんの体験が寄せられている。 何が起きているのか、どうしてそうなるのか、それを解明すること、それこそがまっとうな科学者がまじめに果たすべき役割なのである。 だんだん基底状態へ戻る さて、高エネルギーの準位は安定的ではないので、放射性元素の崩壊のように、ある確率で基底状態に落下するものと考えられる。つまり、バケツの中の水は以下のように基底状態へと戻っていくのである。 |

| では、この戻る時間はどのくらいか。 我々は、油の混ざり方を指標として、この現象を観察した。 ふつうの水道水と、それを磁気活水器に通した水との、2つのサンプルを用意した。 双方に市販のサラダオイルを一定量加えて攪拌した。 双方を一定時間静置してから、水の中に混ざっている油の量をNMR装置を用いて検出した。 その結果は下の図のようになった。左側がふつうの水道水の中に残存していた油の量、右側が磁気活水を通した水道水に残存していた油の量である。縦軸はモル濃度。 |

| 注:ここではモル濃度というだけで単位を示さない。2者の比較が物理的本質であり、単位には意味がないからである。 |
| 磁気活水器を通した水道水の中には、ふつうの水道水の2倍ほどの油が、まだ混在して残っていた。 では、2つの水で油の混ざり方はどう違っていたのだろうか。 おそらく、磁気活水器を通った水の方が、油が細かい粒となって混ざるのだろうと考えられる。油は水より軽いので、浮力を受けて浮き上がるが、そのときに水の抵抗がある。抵抗の大きさは、粒が小さいほど相対的には大きくなるので、浮き上がるのに時間がかかるのである。 これは、大粒の雨は早く落下するが、霧雨はふわふわといつまでも漂っているのと、上下の向きは違うが同じでことある。 油の粒が細かいということから、磁気活水には油を細かく砕く力があると考えられる。 そして、同じサンプルを保存しておいて、同じ実験を日数をおいて繰り返したところ、以下のような結果を得た。 |

| 横軸は日数である。 磁気活水器を通って変化した水の、変化の度合いは日数を経ると減少してゆき、28日後の実験では、ふつうの水と差がなくなった。(赤い棒グラフ) また、同時に弱い磁石(フェライト磁石)で同じ形の磁気活水器を作成し、それを通った水も並行して観察したところ、上図の緑色の棒グラフのようになった。 このグラフを素直に読めば、 ■水は磁気の間を通ると何らかの変化を起こし、 ■その変化の度合いは磁気が強いほど大きく、 ■また、その変化は時間とともに減衰して3週間から1ヶ月ほどで元に戻る、 と言える。 これを測定したのは、「いのちの水研究所」の松下和弘博士である。 測定者が松下博士であることをもって、このグラフは何の価値もないデタラメだ、と断定する人々がいる。彼が以前主張した「クラスター理論」が、必ずしも科学的に正しくはないという評価になったことをもって、その後の彼のすべての実験を否定する人々がいる。あるいは彼の博士号が自分たちが取得した博士号と性質が違うことをもって、彼の実験をすべて否定しようとする人がいる。 しかし、私はそういう見解には組しない。 測定は私が依頼したものである。時間経過を見てほしいと言ったのも私である。 そして、得られた結果は、私が磁気活水について体験している事柄を支持している。 現象そのものは、おそらく濁度計のような光学的方法で観察できるはずである。 それをなぜNMRで測定したのか、という疑問は当然である。 それは、このような視点から水を実験的に観察している人は彼しかおらず、その彼が現実に使用できる実験装置が、東京近郊の某大学のNMR装置しかないからである。 そして、NMRの測定技術に関して、彼はNMR草創期から取り組んできた年季を積んだプロであって、そのデータを信用しない理由はないのである。 磁気活水を否定する論理 磁気活水状態など存在しない、と主張する人々がいる。 分子のレベルで何らかのエネルギー的な変化が起きているのではないか、という私の推論を否定することは、対案を提示するのなら大いにやってもらいたいと思う。しかし、対案も示さずに、そんなことが起こるわけがないと言うだけだったり、現象そのものを否定したりするのは、科学的な態度ではない。 磁気が水に与える影響が持続する可能性を否定する論理として、 「水は磁気の影響を受けるが、磁気を取り去ればただちにその影響は消え去る。なぜなら水は激しく分子運動をしているからである」 という主張がある。 しかしそれは間違いである。 米村でんじろう先生が時々見せてくれる実験がある。 酸素を充填した風船に磁石を近づけると、風船は磁石に寄ってくる。 水素ガスを充填した風船に磁石を近づけると、風船は磁石から遠ざかる。 これは酸素には磁石に引きつけられる性質(常磁性)性質があり、 水素には磁石に反発する性質(反磁性)があるからである。 |
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| 酸素分子は風船の中で激しく分子運動をしている。 その運動量は、上下左右均等になっているが、そこに磁石を近づけると、酸素分子は磁石に引っ張られるので、分子運動の量は磁石に向かう運動量の方が大きくなる。すると、磁石に近い側の内壁がより強く、多く、酸素分子に衝突されて押されることになり、風船は磁石に近づくのである。 水素風船についても、向きが反対なだけで、同じ考えで説明できる。 では、磁石を取り去ったらどうなるのか。 磁石を取り去ると、分子に磁力が働かなくなるので、分子運動はある時間の後に平均化され、風船の中は元の状態に戻る。その「ある時間」とは、分子運動のスピードなどから算出される時間であって、すなわち分子運動に関係した時間である。 では、分子の内部に生じた「磁気の影響」はどうか。 上記の主張をこのケースにあてはめれば、 酸素は磁気によって影響を受けるが、磁場を取り去ればその影響はすぐになくなる。 なぜなら酸素分子は激しく分子運動をしているからである。 水素は磁気によって影響を受けるが、磁場を取り去ればその影響はすぐになくなる。 なぜなら水素分子は激しく分子運動をしているからである。 ということになる。しかし、それは間違いである。 磁石を取り去れば、酸素分子や水素分子に対する磁気の影響も消えていくわけだが、それは分子運動によらない独立の物理現象なのである。 では、水素分子でも酸素分子でもなく、H2O、すなわち水蒸気でできた風船があったとして、(たぶんそれは100度くらいの温度でないと存在できないのだろうが)それに磁石をあてたらどうなるか。水は水素2個酸素1個のトータルとして反磁性を示すので、風船は遠ざかるだろう。 では磁石を取り去ったらどうなるか。 そのとき、水分子に残る磁気の影響は、どのように減衰していくのか。 これも、酸素分子や水素分子の場合と、同じように考えられる。 では、水分子が液体だったらどうか。すなわち、水風船の場合はどうか。 これも、同じことなのである このようなわけで、「液体や気体は激しく分子運動をしているから、液体や気体に生じた磁気の影響は分子運動のスピードで急速に減衰する」という理屈は間違いである。 常磁性と反磁性 一方で、水は反磁性体だから、磁気の影響はすみやかに消滅する、という主張もある。 たしかに、水分子は磁石から遠ざかろうとするので反磁性体に見えるし、反磁性体は磁石の影響を受けにくく、また、受けた影響が消滅する時間も短いようである。 しかし、水分子はトータルとしては反磁性を示すが、分子の内部を見れば、水素は反磁性だが、酸素は常磁性である。その場合、磁気の影響はどのように残留するのだろうか。 学問の世界では未だにまともに解明されたことはないようだが、少なくとも、 「水分子は反磁性だから磁気の影響はすみやかに消滅する」 と安易に断定することはできないと思われる。 なぜ、そう考えられるのか。それは、現実がそう物語っているからである。 また、微少な磁気の測定装置の開発で世界的に有名な大阪のN技研での測定で、水は100万分の1ガウスのオーダーで微弱に磁化していることが測定され、さらにそれを消磁装置にかけるとその磁気は消えた、という実験結果もある。 否定論者はどこを見ているのか 磁気活水という状態の存在を安易に否定する者は、見ている領域が狭いのである。 |
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| 磁気の間を通った水は、磁場から離れると急速に磁場の影響を失ってA点に達する。それは一般的な理解として、確かに1秒よりも短い、ごく短時間で起こる現象だろうと思われる。 磁気活水を否定する者はここで思考を停止して、ここから先は何もないから考えてもムダ、観察してもムダと言うのだが、それは科学者としてのセンスのなさを自ら露呈しているのである。 多くの科学的発見は、人があきらめる、そのわずか一歩先まで、あきらめずに追求することでなされてきた。磁気活水の存在を安易に否定する者にはそのような精神がない。 実際にはA点から先においても、ごくごく微少ではあるが、磁気によって引き起こされた変化状態が続くのである。それは直接的な物理測定にはかかりにくい事象だが、人間や動物の感覚とか、生命現象における蓄積効果などによって認識できるのである。 我々は、油の混ざりやすさという指標を用いて、その期間を約1ヶ月ととらえている。 現実を見て考えるべきである アンケートに見られる多くの体験は、水には磁気の影響が残留することを示している。 http://www.minusionwater.com/anketo また、インターネットで「磁気活水器」で検索すると、非常にたくさんのサイトがある。多くの人々が磁気が水に与える影響に気付いている証拠である。 さらに、上述した「油の混ざりやすさ」の実験観察がある。 また、近赤外線分光でのスペクトルの変化も見られている。 このように、多くの事柄が、「磁気活水」という遷移状態が存在することを示唆している。 これらの情報をすべて無視したり否定したりしていては、真実に近づくことはできない。 |

| 本質はどこにあるのか 現象の本質は、「磁気」にあるのではない。 現象の本質は「水は変わる」ということである。 (その結果、人や動植物にとって「よいこと」がたくさん起きているわけだが) 水は、磁気によっても変わるし、セラミックボールを詰めた中に通しても変わるし、炭や電極によっても変わる。 たとえば、新幹線の車内のトイレには、セラミックを利用した活水器が装備されている。それは業者の勝手な言い分にJRがだまされて装備されたのではなく、JRの技術者が厳密に評価した上で装備されたのである。その結果、トイレの汚れやヌメリなどが軽減され、掃除が楽になり、洗剤が減り、経済効果を上げているのである。 これは、関西学院大学のO教授から聞いたことであり、また、新幹線技術陣のトップにいたOBのNさんからも同じ話を聞いている。O教授は、「水の物性などをどれだけ調べても変化はないのだが、とにかく汚れがつきにくくなるのは事実だった」と言っている。 我々が水を変える方法として永久磁石を用いているのは、それがもっとも簡便で耐久性や保守性がよく、効果的だと考えるからである。また、装置が水に直接触れなくてよいことも利点である。 水にエネルギーを与える方法はいろいろある。しかし、変化した水の性質はどれも似たようなものである。いずれの器具でも、水がおいしくなった、ごはんがおいしく炊ける、汚れやヌメリがつきにくくなった、などということが報告されている。 このことから、水に起こっている変化それ自体は、ごくシンプルなものだろうと考えられる。 それは、上述したように、分子のレベルにおいてエネルギー準位を想定することによって、統合的に整理できるのではないか。 そして、そのエネルギー準位が直接測定できるようになるまでは、「油の混ざり具合」のようなワンクッションおいた方法で、磁気活水の状態をある程度定量できるのではないか。 つづく |