お茶女裁判 その2    2007.08.03

「水商売ウォッチング」の掲示板に、2007年2月13日、以下の匿名の書き込みがあった。
apj
あっらーー
いよいよここじゃなくて、悪マニさんトコのネタになるのか・・・・(遠い目)。
京都大学の学歴を自慢したってやることがマルチじゃなぁ・・・・。まぁ、あの自費出版批判本を見た限り、ダウンの人々が法律を遵守したまともな宣伝をすることなんざ期待できないわけだが。

前後の書き込みから、これが、私と私の新しい会社についての記述であることは明らかであった。
しかし、この2月13日という日は、私たちが、会社を設立して初めての説明会を神戸で開催しようとしていた日だった。
だから、その時点で、我々の会社や製品は世にまったく知られていなかった。したがってこの投稿をした者も、当社のことを何も知らずに書いたのである。

私は、お茶の水女子大学という国立大学の公式サイトにおいて、私個人や私の会社が、このように誹謗中傷されることは不当であるとして、3月中旬に、弁護士を通じてお茶の水女子大学に、この文章の削除を求めた。

ところが、4月中旬になって届いたお茶の水女子大学の回答は、「発信人からの回答」を添えて、当大学は事実関係を調べる気はなく、当人同士で勝手に交渉してくれ、というものであった。

民間のプロバイダーなら、まずは、このような対処でも許されるのだろう。
「2ちゃんねる」なども、そういう存在である。

しかしお茶の水女子大学は、民間でもないし、業としてプロバイダーをやっているわけでもない。国立大学としての矜持もあるし、国立の機関として国民に公平に接しなければならない。そして大学としてアカデミックな情報を発信することを期待されて、特別なURLを許可されているのである。

ところが、お茶の水女子大学当局は、民間で業としてプロバイダーをしている者と、ほとんど同じ意識でサイトを運営しているのだ。「運営している」というのはほめすぎで、実際は何もしていないと言うべきだが。
ウエブサイトで問題が起こったら自分たちの名誉が傷つくおそれがある、などとはツユほども思っていない。ツユほどにも考える人間が部内に一人もいないのである。

そのことが、この回答で分かった。

しかしそれは、無理からぬことではある。大学関係で、他人の実名を挙げて名誉を毀損して平気なサイトは、「水商売ウォッチング」と「キクログ」と「こなみ日記」の3つあって、3つしかないからである。

さて、とにかく、自分の名誉を傷つけられて、その相手に削除を要求し、それが正面から拒否されたわけだから、司法に判断を求めるのは日本国民として当然の行動である。
弁護士と相談しながら訴状を作り、6月7日に神戸地裁に提訴した。

これが提訴のいきさつである。

別件だが、この「いきさつ」について、産総研中部センターの柘植氏はキクログで、「技術開発者」という新しいハンドル名で、勝手なことを述べている。それらはまったく事実無根の作り話でしかないことは、以上の経緯で明らかだろう。
柘植氏には「恥を知れ」と言っておこう。


ところで、これも本題とは少し離れるが、お茶の水女子大学から回送されてきた「発信人の回答」は、実に陳腐なものだった。

発信人は、私に対して「推定」で勝手な判断を下して、それを公表した。
そういう行為そのものが名誉毀損なのである。

しかるに発信人は、これまでのいきさつをルル述べて、自分の推定がいかに論理だったものであるかを、さかんに主張してきた。しかし、そんなものは弁明にならない。
いくら自分では論理立っていると思っても、しょせんは「推定」でしかない。それをそのまま公表すれば、それなりに責任を問われるのは当然である。

ただし今の場合、私としては発信人はどうでもよく、それを ocha.ac.jp から発信することを許したお茶の水女子大学の管理責任を問うている。
それは作戦でも何でもなく、それがスジだからである。
この投稿が「2ちゃんねる」に掲載されたものであったり、発信人の個人サイトに掲載されたものであったら、私は裁判などというめんどうなことはしない。そんなものは無視すれば済むことだ。お茶の水女子大学であることが問題の本質なのである

また、発信人の回答は、当社の手法が「マルチ商法」であるかどうかを、さかんに論じ、当社のビジネスがマルチレベルマーケッテイングであるなら、それだけで悪徳商法マニアックスの話題になる、と推理するのは当然だ、と弁明していた。

当社のビジネスはマルチレベルマーケッティングという手法を採用しているが、それはビジネスの手法としてあり得る工夫のひとつである。我々はそれを恥じることもないし、堂々と公表している。
我々は、我々の自信作であるマグローブを、できるだけ早くたくさん普及したい、それが世のためになると考えている。そして、それが実現できるような価格とマーケティングを選択している。

そして、ここが大切なところだが、我々のビジネスには、被害者などどこにもいない。

ところが発信人は、そんなことはどうでもよく、マルチレベルマーケテイングというだけで、悪徳であるかのように思いこんでいるようだ。それは発信人の無知というものである。

私は、「悪マニ」がどういう基準で運営されているのかは知らないが、被害者のまったくいない健全なビジネスであっても、それがマルチレベルマーケッティングであれば、必ず「悪マニ」の俎上に乗せられるという、そういう運営なのだろうか。
いくら健全なビジネスでも、世の中には、やっかみとか、ライバルとかがあって、そういう方面からのウソ八百の「タレコミ」もあると思われるが、そういう場合、事実確認はできているのだろうか。

それはさておき、「悪マニ」への apj 氏の投稿を見てみよう。

悪徳商法マニアックス
2007.06.23  apj

健康と環境の神戸クラブ 代表 吉岡英介氏が、お茶の水大を提訴した模様です。
マルチ商法らしいことを新しく始めたので、悪マニさんとこの話題になる日も近い、と書いたのが気に障ったようです。でも、マルチ一般はよくここで話題になっていますので……。
マルチでないなら確かに悪マニさんとこの話題にはなりにくいだろうから、「マルチじゃないことを説明してくれたら削除しますよ」と、管理責任者(冨永教授)には伝えたのですが、その後説明があったという話は、責任者からはやってきていません。

どなたか、吉岡氏のビジネスの販売形態の資料をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ここに書き込んだ上で、できればコピーを送っていただけないでしょうか。
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/の責任者のところでいいかと)。

私の見込みでは、お茶の水大は今回当事者にはなれないと予想しています。すると、次の展開として、責任者の冨永あるいは私が当事者になると予想されます。そこで、今から資料を集めておきたい、ということです。

発信人の認識は、このようなものである。

我々は、我々のビジネスのやり方を公表している。 天下に恥じることなど何もない。
apj氏が要求すれば、いくらでも書類を送る。欲しい人には送る。それが我々のビジネスである。何も探偵ごっこなどする必要はない。

ところで、6月7日に提訴して、それが受理されたわけだから、お茶の水女子大学には早くにその連絡が行っていたはずである。
しかし、その後のapj氏の言動を見ると、6月22日に私がそのことを公表するまで、apj 氏はそのことを知らなかった模様である。

どうやらお茶の水女子大学は、今回は、apj 氏抜きでやろうという決意のようである。
今度こそは・・・・という感じも、ないではない。


さて、お茶の水女子大学は何を争うのだろうか。
 
                                              つづく
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