君が僕の息子について教えてくれたこと 3 

2014.10.09




お父さんとしてどうやって俺の息子を手伝うことができますか?
どうすればいいですか?自閉症の息子に

僕はそのままでいいと思います
 
みお子さんもお父さんのことが好きで
そのままで十分だと思っているはずだからです
 
対談しているときに6回か7回、目が会いました
彼が私の魂を、そして私が彼の魂を
のぞき込んでいるかのようで感動的でした
 
僕はもっとたくさんの話がしたかったのですが、
自分の言動をコントロールできませんでした

自閉症のお子さんに、
父親として何をしてあげればいいかと僕に質問されました
 
 
僕は、そのままで十分だとお答えしました

子どもが望んでいるのは親の笑顔だからです
 

僕のために誰も犠牲になっていないと
子ども時代の僕に思わせてくれたのが
僕の家族のすごいところです

僕はまだまだ未熟ですが、いつかミッチェルさんのような
大作家になれるよう努力するつもりです

直樹君は精神科医の杉山登志郎さんの診察を受けました

診察の結果「言語失行」というものだと診断されました

杉山医師は脳の検査をしたいと提案しました

それで・・・何がわかる・・・のですか

検査してみて わからないかもしれませんが
わかる可能性もあります

治療もできるのですか?

この検査でただちに治療にはつながりません
しかし10年後20年後に治療の方法が見つかる可能性が大きくなります

それでは・・・みんなのために・・・検査を受けたい・・・と思います

直樹君はMRI検査を受けました
自閉症の人にとっては、暗いところに長い間束縛されることは
なかなか難しいことだそうですが、直樹君はそれに耐えました
検査の結果、言語を理解するウェルニッケ野という部分と
言葉を話すブローカ野というところをつなぐ
弓状束という神経繊維が少なくて、
その間がうまくつながっていないことが分かりました

その一方で、他人の意図を読み取る機能を持っている部分が
よく発達していることが分かりました

自閉症の形態の広がり(スペクトル)にはいろいろありますが
自閉症があることで、それを補うために逆に発達している部分もあり、
これからは、そういう良いところを伸ばしてゆくという考えが
大切になるのではないかと思います


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