年金基金の半分は消える

2016.02.05

毎日新聞に以下の投書がありました。
2016.02.04  毎日新聞朝刊




安倍が、責任を取ることも、国民が納得がいく説明をすることも、ありません。

なぜか? それは安倍の考えがまったく異常だからです。

安倍はアベノミクスなどと称して、さも日本経済を浮揚させようと努力しているかのように振る舞ってきましたが、実は安倍は、日本経済などには、もともと露ほどの関心もありません。

安倍がやろうとしてきたことは、日本経済が、あたかも好景気になっているかのような幻想を作り出して、その間に国民の付和雷同を得て国会の3分の2を握り、憲法を変えて日本を戦争が出来る国に作り替えることです。

彼の頭にはそれしかありません。彼が3年間やってきたことはそれでしかありません。

誰もが考えるのは、景気が良くなれば株価が上がる、という因果関係です。
しかし安倍は逆です。安倍は「株価が上がれば景気が良くなったように見える」と考えて、それを実行してきました。それがアベノミクスの正体です。

この投書人は、安倍が「年金基金を運用しよう(増やそう)としている」と考えています。
善人なら誰だってそう考えます。

しかしそうではありません。安倍には年金基金を増やそうなどと言う気はまったくありません。
そんなことはどうでもいいのです。

安倍は、株価を上げるには株式市場に金を突っ込めばいい、どこかに金はないか、おお、日銀があるじゃないか、年金基金があるじゃないか、と金を突っ込んで、株価を上げているだけです。

しかし、世界を相手にそんな勝手なもくろみはバレバレです。
売れば下がりますから、年金基金は株を売れません。
下がったら買い増すしかありません。世界はそれを見越して取引をしています。

年初来、株価は暴落しました。このまま行くと、売るに売れず、買い続けるしかなく、
年金基金には40兆円くらいの損失が出るでしょう。

実はそもそも、運用しなければならないほど年金基金を貯め込むことが、制度として間違っているのです。厚生年金制度が戦時中に出来たとき、厚生官僚は、何兆円もの金が厚生省に集まる、これで厚生官僚は誰も一生安泰だ、と喜んだそうです。

年金制度そのものが、戦後70年間の、一時の夢だったということです。

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