奈良林原子力安全委員会専門委員(北大教授)の呆れた発言

2011.07.11


7月9日夜(土)の夜のNHKの原発問題の討論番組で、原子力安全委員会専門委員の奈良林直北大教授が、さかんに原発推進の意見を述べていました。







人にはそれぞれ意見があってもよいのですが、しかし「原子力安全委員会の専門委員」が公共放送で堂々と、日本経済維持のために原発を推進すべきだと述べるのは異常です。

原子力安全委員会とは、「原発の安全性」を純粋に判断して政府に助言するための機関です。その委員が、頼まれもしないのに勝手に日本経済のことをおもんばかって、「日本経済の発展維持のために原発は必要だ」というのです。

これでは経産省の官僚と同じです。こんな安全委員が何人いても安全性は確保できません。奈良林教授は、原発の安全を国民から託されているという自覚がまったくなく、自分には持論をテレビで自由に語る権利があると考えているようでした。

原発推進を主張したいなら、安全委員会を辞してからにすべきです。



発言例

1.日本は1億3千万人を乗せてエンジンの3割が原発で動いているジェット機のようなもので、原発を止めたら経済が失速して墜落する。

2.福島の原子炉は特に老朽化していた。今の原発は大丈夫だ。

3.世界一安全な原発を作ればよい。

4.高速増殖炉と再処理によって2500年分の燃料が確保できる。



むろん、原発が止まってもただちに電力不足にはなりませんし、新しい原発も耐震基準は脆弱で津波対策は皆無ですし、世界一安全な原子炉でも事故は起きますし、核燃料サイクルはとっくに破綻しています。

原発推進派の知的レベルの低さが改めて露呈されました。




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