「水商売ウォッチング」は、ファッショであり、リンチ(私的制裁)である
2007.06.22
「水商売ウォッチング」で、「これってテロではないか?」と聞いている人がいる。
そうかも知れない。
少なくともファッショであり、リンチ(私的制裁)である。
だいたい、人の仕事を「水商売」とさげすむことが、すでに蔑視であり、リンチである。

その質問をした人もすぐに気づくことになるが、「水商売ウォッチング」でまともな議論などできはしない。キクログでも小波日記でも事情は同じだ。
なぜかと言うと、それらの掲示板では、席主が「削除権」を自由に行使できるからである。つまり対等な議論はあり得ない。削除されない、ヌルい議論だけが残ってゆく。常連は、全員、おべんちゃらになる。このあたりは、コモエスタ坂本氏が「低度情報化社会」(光文社)で喝破している。席主がコントロールする掲示板は必然的に堕落するのだ。2チャンネルの方がむしろ健全である。

さて、水商売ウォッチングは、ファッショでありリンチ(私的制裁)である、ということを簡単に言うと、Aさん、Bさん、Cさんという人がいて、同じテーマで何事かを語っていて、Aさん、Bさんはどうも怪しげなことを言っている、と知られている、という状況のとき、どうせCさんも同じだからという予断のもとにCさんも制裁する。法によらずに風評被害をあおる。これが「水商売ウォッチング」のやり方だ。キクログも同じ構造である。そして、そういうやり方に反対する意見は、取り巻きのおべんちゃらたちの「自浄作用」によって、排除される。

健全な社会では、Cさんは尊重されねばならない。Cさんに問題があれば、議論の対象になってもいいだろう。しかし、それはCさんのことを知ってからの話だ。Cさんのことを知りもせず、知ろうともせずに十把一絡げにして糾弾するのはファッショである。そして、法によらない制裁はリンチである。

議論は、知られているAさんとBさんに限定して行われなければならない。注意深く限定条件をつけて、議論をしなければならない。Cさんをも含めて糾弾しようとるすならば、Cさんのことを調べねばならない。

私は、個別に見るべきだと言っている。それが民主主義であり、基本的人権であり、現代日本の常識だ。しかし天羽氏は、個別に見る必要などない、A、Bが我々の批判で火だるまになっているときに、のこのこ出てくるCが悪い、と言う。そして、文句があるなら、自分たちのギルド(学会)に論文を出せ、と言うのである。むちゃくちゃだ。

天羽氏は、磁気活水器はすべてインチキで、それを作っている者、売っている者はすべて詐欺師だと言っている。AもBもCもない、ファシズムである。そしてそのことをお茶の水女子大学の名で世間に触れ回っている。
すべての磁気活水器がインチキだという彼女の理屈は以下の通りである。

天羽
実験屋の必需品としてマグティックスターラーというものがあるんです。磁石がモーターで回転する装置の上にビーカーを置いて、テフロンで覆われた磁石をビーカーの中に入れて、液体をかきまぜるのに使います。これで水溶液を作ったりするんですが、もし磁場で水の界面活性やpHなどが変化するのなら、ガラス棒でかき混ぜたときとスターラーでかき混ぜたときで、いろんな実験で違いが出てこないとおかしいんですね。

これだけだ。実に馬鹿馬鹿しい理屈であり、彼女が最新の磁気活水器について何も知らない、調べてもいないことが分かる。

私は磁気活水器を作って販売している。

なるほど、世の中には、磁気活水器について、Aさん、Bさんのように、怪しげなことを言っている人もいるかも知れない。しかしそれは私のあずかり知らぬことである。

私は、京都大学で理科を学び、京大化研で実験をし、卒業してエンジニアとして長く働いてきた。その後、アトピー問題に関心を持って、それを解決するための活動を続け、そこから導かれて水の問題に関心を持ち、その中で、磁気によって水が変わることを知った。
この数年間は、他社が製造した磁気活水器を普及する仕事をしていたが、今は、もっと安くて性能もよく、耐久性にも優れた製品を自分たちで開発することができたので、それを普及すべく活動している。その製品をマグローブと名付けた。

私は、理学的に分かっていることしか言っていない。

マグローブを通った水は、通る前に比べて界面活性が少し高い。これは乳化現象を観察すると分かる。また、マグローブの水を霧吹きで吹いて、その空気を測定すると、マイナスイオンが多く検出される。これらは再現性のある実測値である。
マイナスイオンというとインチキだと脊髄反射を起こす人がいるが、別にインチキでもないし難しいことでもない。イオン検出器というものが市販されていて、それは要するにコンデンサーであり、そこに空気を引き込むと、コンデンサーの帯電量が変化する。それを検知しているだけである。空気全体がどれほど帯電しているかは分かるが、空気中のどの粒子がどれだけ帯電しているかなどは分からない。だから、それをイオンの数として表現するのは、ウソではなかろうが、それはただの計算値でしかない。しかし、いまの議論ではそんなことは分からなくてもいいのである。相対的な比較ができればよいのだ。ふつうの水道水を噴霧したときと、マグローブを通った水道水を噴霧したときで、空気の帯電のしかたが違う。マグローブの水を噴霧した空気の方が負電荷の量が多いのである。それは実測値であって、再現性がある。

そして一方で、マグローブを含めたいくつかの磁気活水器での実体験として、その水で暮らすと、室内の悪臭が減ったり、シンクのぬめりが消えたり、高血圧が正常になったり、植物が元気になったり、いろいろなことが実際に起こっている。これも広範に例外なく起こっていることだから、再現性のあることである。
そして、驚くことに、良くないことは何も起こらないのである。
良いとは何か、良くないとは何か、ということになるが、悪臭は「良くない」のである。それが消えるのは「良い」のである。悪臭が好きだという生物にとっては迷惑かも知れない。ゴキブリはいなくなる。庭のナメクジも減る。何か生物の棲み分けがあるようである。

さてしかし、水の物理的変化と、実体験と、この2つの事柄の間の因果関係は分からない。
霧吹きで吹いたときマイナスイオンが多いということと、悪臭が減るということとは、なんらかの関係があるかも知れない、と想像はできる。
界面活性が高いということは、毛細管現象が起こりやすいということだから、どうも水の吸収とか、血の巡りとかが良くなりそうで、そのことと植物の生長が早いことや、高血圧の正常化とは関係があるのではないか、と想像はできる。
しかし、科学的に因果関係が明らかになったわけではない。
だから私は、因果関係は言わない。

天羽氏とお茶の水女子大学は、「磁気活水器はすべてインチキで、それを作っている者、売っている者はすべて詐欺師だ」と攻撃をかけてきている(菊池氏も同じである)。
それは、私に対する攻撃である。
なぜ、彼女が私を攻撃するのか、なぜお茶の水女子大学の名で攻撃してくるのか。
調べもせずに無差別攻撃をするとは、社会常識として考えられない理不尽さである。

だから、私は戦う。

これまでは、製造メーカーの意向で、戦いを封じられて来た。しかし、今は私が製造メーカーであり、販売会社である。私は天羽氏や菊池氏などからの理不尽な攻撃に対しては徹底的に戦う。それは、企業家としての私の職務であり責務である。

天羽氏は、磁気活水器がインチキである例として、養殖魚が全滅して裁判になった例を挙げている。しかしそのような例を出すことで、天羽氏は、自分に科学研究の学徒としてのセンスがないことを露呈している。(彼女の科学センスのなさを物語るエピソードは他にもたくさんあるが)
この例は、磁気活水器がインチキであることを示してはいない。逆に磁気活水器には何らかの働きがあることを示している。
養殖魚が死滅したのは、壁面に藻やヘドロなどがこびりついた古い水槽に、いきなり磁気活水器を取り付けて、水を循環させたためのようである。そのことによって、藻やヘドロが一挙にはがれて、水中のBODが急上昇して酸素が消費され、魚が吸うための酸素が減り、魚は酸欠状態になって死んだと思われる。
この事件が起きるまで、磁気活水器の業界全体にそのような知見はなかった。この磁気活水器の業者は、おそらく、きれいな水槽で試してみたら魚が元気に育った、という体験なり実験をしたのだと思われる。いきなり魚が死滅して、その業者も驚いただろうが、業界全体としては新たな知見を積むこととなった。すなわち、磁気活水器を取り付けて運転する前には、水槽を洗って水を入れ替えろ、ということだ。

磁気活水器を装着すると、なぜ壁面や底面のヘドロが溶融してくるのか、それはまだ科学的には解明できていない。しかしこのような体験を通じて技術や知恵は進歩する。それが実業の世界だ。
そして一方、ヘドロが溶融するプロセスを解明すれば、何か科学的な発見があるはずだ。そこに着目するのが真の科学者だろう。同じ現象を見て、「ホラ、磁気活水器ってよくないでしょ」と言っているようでは、全然ダメである。

科学の世界では、新しいことが起きたと言う者に、それを科学的に証明する責任がある、と天羽氏は言う。それは当然だ。しかし実業の世界では、新しいことが起きたことがウソでなければ、そのメカニズムなどを科学的に証明する義務はないし、証明しなければビジネスをしてはいけないなどということもない。天羽氏は、自分でもそのことを言いながら、結局、科学の世界と実業の世界とではルールが違うことが理解できない。頭の中がゴチャゴチャである。だから、「新しいことが起きたというなら、それを科学的に証明して論文を出せ」と、実業界に向かって何度も何度も繰り返す。これからも同じ事を言い続けるだろう。

初めから危険と分かっているものを販売するのは論外だが、自分たちの実験や研究で安全が確認され、諸法規や安全基準に照らして合法であれば、それを作って売ることには何の問題もない。それは進取の精神であり創意工夫であり、社会が実業界に求めているものである。その上でなお、何らかの事故や損害が発生したら、それは業者の責任である。業者はリスクを負い、体を張っている。ヒラメが死ねば賠償金を払う。時にそれが人命に及ぶことがあっても、それが法規に照らして合法的に行われたのであれば、過失までしか問われない。製薬でもガス湯沸かし器でも自動車でも、そうだ。そういうルールだから社会は発展してきたのである。

タテヨコナナメすべて安全が確認されて、学会に論文が出されて多数に承認されなければ、作ってはいけない、売ってはいけない、などというのは、「ニセ科学批判者」のたわごとである。
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