イギリスの新聞が称賛 津波から3ヶ月後の日本

2011.06.11

イギリスの有力紙であるデイリーメイルのインターネット新聞 メイル・オン・ラインの6月10日号でエミリー・アレン記者が津波から3ヶ月後の日本を紹介しています。
それを見たイギリス人から多くの賛嘆の声が寄せられています。


http://www.dailymail.co.uk/news/article-2001984/Japan-tsunami-earthquake-Pictures-recovery-3-months-later.html



瀕死の状態からの帰還

驚異的な写真の数々は、日本が津波からたった3ヶ月でいかに回復してきているかを示す
岩手県大槌町で屋根に乗った遊覧船はまゆりが撤去された  上 4月6日   下 6月3日

岩手県大槌町の神社の鳥居と周辺  上 3月14日  下 6月3日

津波に襲われた宮城県名取町  上 3月11日  下 6月3日

岩手県大槌町のショッピングセンターの駐車場  上 3月13日    下 6月3日

宮城県気仙沼市    上 3月15日   下 6月3日

上  宮城県気仙沼市で瓦礫の中を水を求めて歩く住民 3月13日  
下 6月3日 タンクが撤去され、左側の壊れた民家もなくなっている
宮城県気仙沼市  左 3月20日    右 6月3日

宮城県女川町   上 3月16日   下 すでに瓦礫がほとんど撤去されている

壊れた家や瓦礫が打ち付けられる宮城県石巻市の海岸  左 3月12日    右 6月3日

宮城県気仙沼市  左 津波の後、運ばれてきたトラックが焼けて横たわっている
右は6月3日 道路が片づけられ、道沿いにマーガレットの花が咲いている
陸前高田市   左 3月18日  瓦礫の中に行方不明者の捜索に当たる消防車が駐車している
右 6月6日  瓦礫はほとんど片づけられている
岩手県宮古市  左 津波で流された船が瓦礫の中に横たわっている 3月18日
右 6月4日 瓦礫は片づけられ自転車がすいすいと走っている
岩手県南三陸町  上 3月13日  救助に出動する消防隊
下 6月6日 電柱が並んだ同じ道をトラックが走る

この記事と写真を見た多くのイギリス人から賛嘆のコメントが寄せられています。たとえば、

日本人は良くやっている。多くの人々がまだ悲しみの中にいるのだろうが、日本人は社会のために共同して働くことで、短期間にどれほどのことができるかを示している。

たぶん、私たちは日本のビジネスマンや政治家を雇って、我々の弱体なイギリス政府を指導させるべきだろう。

日本のみなさん、良くやってます。 その強さと努力を続けてください。

まったく信じがたい効率の良さだ。日本人は危機にどう対処すべきかという例をイギリス人全員に見せてくれている。イギリスだったらこんなにうまく行きはしない。




などです。

基本的には瓦礫が撤去されたというだけの変化ですが、それでも3ヶ月で、多くの人々の努力で多くの仕事がなされてきたということです。


どこの国でも、自分の国の政府に対しては不満を持つのが普通です。

ですから日本でも政府に対する批判の大合唱です。

政府は大筋を決めたり予算をつけたりするのが仕事で、そこで全然見当違いのことをしていれば別ですが、現政権がそれほどトンチンカンなことをしているわけではないでしょう。

災害からの復興は誰がやっても大筋は変わらないはずで、菅総理さえ代えればなんでもうまく行くとか、小沢の強権発動で奇跡が起きるとか、自民党がやればもっと効率がよいとか、そういう話は幻想でしかなく、幻想を振りまく人が永田町や財界にいるということです。

不信任が否決されたとは、信任されたということだ、という菅総理の理屈は憲政においてまったく正しい理屈です。(だから不信任案などうっかり出してはダメなのです)

不信任案が否決されたあとで、やめろ、やめろ、の大合唱はまったくナンセンスです。
やめると思ったのにやめないから協力しない、など、国民の困窮を無視した横暴です。


菅総理が初動において、1に原発、2に津波、と順番を決めたのは正しい考えで、津波災害はいろいろと行き届かないことはあるにしても、時とともに少しずつ復旧復興が進むでしょう。


問題は原発です。
福島を収束させ、脱原発に向かうのが日本が進むべき唯一の道です。
菅総理を代えたい人々は、どうも原発を推進したいようです。

中部電力の社長は浜岡を止めるときに、「最後は住民の意思です」と言っていました。それが正解で、結局、地元住民が一番強いのです。原発を推進するのは国政ですが、止めるのは地元です。脱原発には、国政よりも市町村議会での議論が大切です。

その元になるのが、市民の1人1人が正しい知識を持つことです。



トップに戻る