菅総理の判断を支持します

2011.04.01


菅総理は原発推進を見直すと発表しました。

一方で自民党はまだ原発に未練たらたらです。利権がらみの圧力があるのでしょう。
フランスのサルコジ大統領が緊急来日しましたが、これほどミエミエの話はありません。

私は菅総理の判断を支持します。
今後とも各方面からの圧力に負けずに信念を貫いてほしいと思います。


首相 エネルギー政策見直し必要

3月30日 15時10分

菅総理大臣は、社民党の福島党首と会談し、福島第一原子力発電所の事故に関連して、「これだけの事故が起きたのだから、エネルギー政策の在り方は十分に議論していく必要がある」と述べ、エネルギー政策の見直しが必要だという認識を示しました。

この中で、社民党の福島党首は、福島第一原子力発電所の事故について事態の収束に全力を挙げるよう要請したうえで、「電力供給を原子力発電に頼る今のエネルギー政策を抜本的に見直し、太陽光発電などの自然エネルギーの導入促進を図るべきだ」と述べました。これに対して、菅総理大臣は「今回の対応は長期化することを覚悟しているが、しっかり対応していく。これだけの事故が起きたのだから、政府としてもエネルギー政策の在り方は十分に議論していく必要がある」と述べ、エネルギー政策の見直しが必要だという認識を示しました。また、福島党首は「原子力安全・保安院が、原発を推進する立場の経済産業省と一体となっているなかで、原子力発電の安全対策が進むはずがない」と指摘したのに対し、菅総理大臣は「保安院の在り方も、今後、議論になる」と述べました。

原子力政策見直しは慎重に、自民・谷垣総裁

2011.3.31 19:01

 自民党の谷垣禎一総裁は31日午後の記者会見で、日本の原子力政策の見直しについて「諸外国みなが見直すと世界中のエネルギー需要の変更につながるので、視野を大きく取りながら組み立てないといけない」と述べ、慎重に検討すべきだとの見方を示した。

 谷垣氏は17日の記者会見で「原子力政策の推進は難しい状況になった。事故を速やかに総括・分析し、新しい対応を打ち出さないといけない」と指摘。原発推進の方針を見直す考えを表明していたが、慎重姿勢に後退した格好だ。

 原子力政策に関する党の新たな基本方針はエネルギー政策合同会議(甘利明委員長)で取りまとめる予定で、谷垣氏は「小手先の提言では済まないので、若干問題点を整理するには時間がかかるだろう」との見通しも示した。




今回の災害に対する菅総理の対応には、いろいろな批判があるようですが、私はおおむね支持します。菅総理は記者会見で、1に原発災害、2に津波災害と順番をつけましたが、津波での多くの被災者のことを考えると、総理としてはかなり言いにくい発言だったと思います。しかしこの順番は間違っていません。

外国からの援助を断ったという批判もありますが、初めから外国に頼って、それで失敗したときは政権は持ちませんから、やはり段階を踏まざるを得なかったと思います。

最初のヘリでの視察に対しても批判がありますが、とにかく自分の目で見ておいたことは、その後の判断に役だっているはずです。

ヘリに同乗を求めた原子力安全委員会の斑目(まだらめ)委員長に、「勉強したいから」と言ったことが批判されていますが、政治家として専門家にものを頼むのにはごく普通の礼儀正しい頼み方です。
それを、「菅総理は勉強したいと言った」とマスコミにリークすれば、マスコミの皮相な批判が菅総理に向くことは当然予想されることです。斑目はそれをやった。それに、道中、水素爆発は起こらない、と菅総理に助言したとも伝わっています。

阿修羅に過去の斑目発言が載っています。

コンドウです。ルコンドウ 一字違うと全然違う・・・・
というコマーシャルを近藤正臣がやっていますが、
マダラメです、デタラメ、一字違ってもあんまり違わない・・
ちょっと長くなりますが、あまりにデタラメなので引用しておきます。

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/151.html

■『六ヶ所村ラプソディ』 斑目春樹教授発言

技術の方はですね、とにかく分かんないけれどもやってみようが、どうしてもあります。で、だめ、危ない、となったら、ちょっとでもその兆候があったら、そこで手を打とうと。おそるおそるですよ。

原子力もそうなんですね。

原子力もそういうところ絶対あります。だって、例えばですね、原子力発電所を設計した時には、応力腐食割れ、SCCなんてのは知らなかったんです。
だけど、あの、まだいろんなそういうわかんないことがあるから、あの、えーと、安全率っていうかですね、余裕をたーくさんもって、でその余裕に収まるだろうなーと思って始めてるわけですよ。そしたら、SCCが出てきちゃった。で、チェックしてみたら、まあこれはこのへんなんか収まって良かった、良かった。今まで、良かった良かったで、きてます。ただし、良かったじゃないシナリオもあるでしょうねって言われると思うんですよ。その時は、原子力発電所止まっちゃいますね。原子力発電に対して、安心する日なんかきませんよ。せめて信頼して欲しいと思いますけど。安心なんかできるわけないじゃないですか、あんな不気味なの。核廃棄物の最終処分をすることに技術的な問題はなくても、そこを受け入れる場所が、なければ、今、困っちゃいますもん。

ないですよね、探せても、イギリスまで、

うん、ないですよ。

それは、大きな問題じゃないですか

え、いや、だから、あのー、えーと、基本的に、その何ていうのかな、今の路線で、今の路線がほんとに正しいかどうかは別として、今の路線かなんかで、替えがあるだろうと思ってるわけですよ。というのは、最後の処分地の話は、最後は結局お金でしょ。あの、どうしても、その、えーと、みんなが受け入れてくれないっていうんだったら、じゃ、おたくには、今までこれこれっていってたけど2倍払いましょ。それでも手を挙げないんだったら、5倍払いましょ。10倍払いましょ。どっかで国民が納得することがでてきますよ。

それは、経済的インセンティブと、そのー、

あの、処理費なんてたかが知れているから、えー、たぶん、その、齟齬は来さないですね。今、たしか、最終処分地を受け入れてくれるボーリング調査させてくれるだけで、すごいお金流してますね。20億円ですよ あれがたかが知れてるらしいですよ、あの世界は。

そうなんですか。原子力発電所って、ものすごい儲かっているんでしょうね、きっとね。

そりゃそうですよ、原子力発電所1日止めると、1億どころじゃないわけですよね。だから、そういう意味からいくと、今動いている原子力発電所をつぶす気なんてアメリカ毛頭ないし、日本も電力会社、あるものはあるもの、できる限り使いたいというのがこれが本当、本音ですよ。


■ 浜岡原発での班目証言

事故・トラブルについて、制御棒落下事故が明らかになる前に、「これは, かなりの知見が蓄積されています。したがって, これから先, 新しい知見が出てくることはないとは, やっぱり思いません。これから先も, 新しい知見は出てくると思います。だけれども, 大きな知見については, もう, 大体出たんではないかなというのが, 実は,私の, これは個人的な考えです。」(第13回班目主尋問114項)と述べている

制御棒の2本以上の同時の落下について、「起きるとは, ちょっと私には思えません。どういうふうなことを考えるんですか。それに似たような事象があったら, 教えてください。」(班目反対尋問109−112項)

「非常用ディーゼルが2台動かなくても, 通常運転中だったら何も起きません。ですから非常用ディーゼルが2台同時に壊れて, いろいろな問題が起こるためには, そのほかにもあれも起こる, これも起こる,あれも起こる, これも起こると, 仮定の上に何個も重ねて, 初めて大事故に至るわけです。だからそういうときに, 非常用ディーゼル2個の破断も考えましょう, こう考えましょうと言っていると, 設計ができなくなっちゃうんですよ。つまり何でもかんでも, これも可能性ちょっとある, これはちょっと可能性がある, そういうものを全部組み合わせていったら, ものなんて絶対造れません。だからどっかでは割り切るんです。

問い「どっかで割り切るということは, ものを造るために, この程度を考慮すれば造ってもいいだろうという感じですね。」

答え「そのとおりです。」

問い「非常用ディーゼル発電機2台が同時に動かないということは, それ自体は,地震が発生したときに, 非常用ディーゼル発電機に寄り掛かっている, 動かさなくちゃいけないものが止まってしまうということがあり得るわけですから, 非常用発電機2台が同時に動かないという事態自体は, 大きな問題ではないですか。」

答え「非常用ディーゼル発電機2台が動かないという事例が発見された場合には, 多分, 保安院にも特別委員会ができて, この問題について真剣に考え出します。事例があったら教えてください。ですからそれが重要な事態だということは認めます。」

問い「重要な事態であれば, 非常用発電機2台が同時に止まったときに, ほかに何か, 別の重要な事態が加わって, それで事故が発生するというのは, 幾つか想定しなくてはいけないことではないんですか。先ほどから証人は, それに加えるのは小さなこと小さなことを加えなきやいけないから大変だと言って, ここは割り切るとおっしゃっていますけれども, 足す別の重大な事象ということが, 大きいことがあり得るんだということは, お認めにはならない。」

答え「我々, ある意味では非常に謙虚です。こういう事態とこういう事態とこういう事態の重ね合わせくらいは考えたほうがいいかなということについては, 聞く耳を持っております。是非こういうことについては考えてほしい, それはなるほど問題視したほうがいいということだったらば, 当然, 国の方でもそういうことについて審議を始めます。聞く耳を持たないという態度ではないんです。ただ今みたいに抽象的に,あれも起こって, これも起こって, これも起こって, だから地震だったら大変なことになるんだからという, 抽象的なことを言われた場合には, お答えのしようがありません。」(第17回 班目反対尋問224〜228項)



地震や津波で非常用電源が失われる可能性は、原子力安全委員長にとっては抽象的すぎて答えられない仮定の事象だと言っています。こういう人間が政府や電力会社の言いなりになって原発を推進して来たわけです。

しかし、この程度の人間が無責任に仕切っているのが日本という国なのです。戦前、戦中の陸軍と同じで、無責任な官僚組織がはびこってしまって、ダイジョブ、ダイジョブと突き進んで、最後に国民が大量被爆して、白人に降参して、誰も責任をとらない、ということになりそうです。

つまり、原発は日本人には出来ない、という簡単なことです。
国民として、その能力がない、ということです。


自民党はこれだけの惨状を見てもなお原発を推進しようとしています。ズブズブの利権がらみもあるし、自民党右派は核武装も視野に入れての原発です。50年前に中曽根氏が原発を推進したのは「いつでも核武装できるぞ」という国にしたかったからで、財界もそれに乗りました。

しかし今やそういう時代ではありません。

菅総理には、原発をすべてやめるくらいの意気込みで新しいエネルギー政策を展開してほしいと思います。
電力を自由化し、小川での水力発電や、風力発電、ガスタービンでのコジェネ、などの小規模発電を商業ベースに乗せて、地産地消でやれば原発は不要です。

もしそれが出来たら、それこそが政権交代の意味であり、菅直人の名は平成の菅丞相(菅原道真公)として子々孫々まで伝えられるでしょう。

また、せっかくの東京都知事選です。
心ある候補は「東京原発誘致」を言うべきでしょう。




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