育鵬社の教科書を支持する人々

2016.02.25

2014年3月に、沖縄竹富島の中学生に育鵬社の教科書を強制させようと、石垣市の教科書選定協議会の玉津議長、下村文部大臣、安倍総理などが、反対する竹富町長を違法だと恫喝した事がありました。

http://www.minusionwater.com/taketomityou.htm

3人とも極右です。

その育鵬社の教科書を採用するにあたって、大阪市は市民の意見をアンケート調査しましたが、回答の中に、同一人物が10枚くらい回答しているものが、いくつもあったことが、市民団体の開示請求で明らかになりました。

2016年2月24日 毎日新聞朝刊




これが昨年6月から7月にかけてのことです。
そして大阪市は8月に育鵬社の教科書を採択しました。


デジタル朝日
http://www.asahi.com/articles/ASH830G8JH82PTIL01K.html
大阪市教委、育鵬社の歴史教科書採択 来春から使用
2015年8月5日13時32分
 大阪市教育委員会は5日、市立中学校129校(在校生徒約5万4千人)が来春から使う歴史と公民の教科書に「新しい歴史教科書をつくる会」の元幹部らが編集した育鵬社版を、教育委員6人の多数決で採択した



大阪市教委は、もちろん、アンケートの中に同じ筆跡と文面のものがたくさんあったことに気付いていたはずです。市民団体の指摘がなければ知らぬ顔だったでしょう。

フジ住宅という会社の経営者は、従業員にアンケートに答えさせて育鵬社を応援しました。これは明らかに従業員の思想信条の自由を無視しています。しかし経営者はそのことにまったく無頓着です。「強制はしていない」と言っていますが、従業員に回答を拒否する自由があったとは思えません。さらに、同一人物に何枚も書かせています。同一人物が何枚も書くことが、アンケートの趣旨から逸脱していることは明らかです。しかしフジ住宅の経営者にはそんなことはどうでもいいのです。

しかも、裁判に訴えるほどの苦痛を感じたのは在日韓国人だそうです。
育鵬社の教科書は日本のアジア侵略や戦争を肯定的に見る教科書です。
在日韓国人にそれを支持させた、この経営者は、知的レベルに問題がありそうです。

石垣市の教科書選定協議会の議長は、選定委員が育鵬社の教科書など読んだこともないことを知りながら、育鵬社の教科書を選ばせました。
下村文部大臣は文科省管轄の学習塾連合の会費を、塾の経営者には知られないように、自分の政治資金として着服していました。
安倍は世界に向かって福島はアンダーコントロールだと平気でウソをつきました。はじめからインチキのアベノミクスは破綻しました。年金基金は溶けてなくなりました。

育鵬社の教科書を支持する人々、すなわち日本会議に集まる人々は、見事に、ウソをつくのが平気という性格を共有しています。どんな手段を用いても、自分たちの考えを他者に強制しようという人々です。それが正義だと思っています。街頭右翼と同じで、知的レベルが低いのです。

麻生は、「知らぬ間に憲法を骨抜きにしたナチスの手口をまねろ」と言いました。

昨年「ヒトラー暗殺 13分間の誤算」というドイツ映画を見ました。
ウソと恫喝が平気な人間が国の指導者になると、市民の中でそれに同調する動きが出て、周囲をウソと恫喝で屈服させてゆきます。警察などの国家権力がそれを黙認するわけですから、それまで嫌われ者だった者が我が物顔でふるまうようになり、一般市民は抵抗できません。あっというまに社会が変わってしまうのです。戦前の日本もそうでした。

いま日本は、あっちもこっちもウソと恫喝です。
普通の市民には考えられない道徳的退廃です。
日本会議は、日本ガー、日本ガー、とナショナリズムをまき散らします。
こんな連中が政権の中枢にいるのですから、日本は滅びの道を進んでいます。


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