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前記事で私が指摘したことは、「水商売ウォッチング」と2チャンネルとは、「やり口」が同じだということである。
2チャンネルでは、匿名の卑怯者たちが、寄ってたかってある学校の悪口を書き、そのことでその学校に甚大な損害を与えた。そのことに対して、書き込み人が特定され、刑事罰が適用されようとしている。 一方、「水商売ウォッチング」では、町で見かけた看板からウェブサイトをたどり、それを読んだだけで、「日本医泉療術院」において、あたかも悪徳商法が行われているように決めつけ、嘲笑した。その結果「日本医泉療術院」で顧客の減少などの実害が発生している可能性がある。(もともと、客を減らすことが目的の書き込みである) 「ウェブなどで宣伝している者は、周囲から実名で批判されても仕方ない」 というのが、「水商売ウォッチング」の理屈だが、そんな理屈は成立しない。そんな理屈がまかりが通るなら、2チャンネルはその通りに行動しただけだから、全員無罪放免だ。 「2チャンネルは悪いが、自分たちは正義だ」と言いたいなら、その理屈をきちんと説明すべきだろう。 一企業、一個人に対する卑劣なバッシングが、国民の財産である国立大学のサイトで頻発している。個人サイトならともかく、国立大学の公式サイトである。なぜそれが国立大学の業務なのか、お茶の水女子大学は、国民に対して説明する義務と責任がある。 ところが、説明どころではない。自称管理人は次のように言っている。
私は、社会正義について語っている。「水商売ウォッチング」の当該の言説は、はっきりと不正義であり、その卑劣さは2チャンネルと変わらない、と批判している。 ところが、自称管理人にはその批判が、「自分の関係のない所にイチャモンをつけてきた」としか受け取れないのである。そんな程度の者にサイトを管理する資格などない(むろんお茶の水女子大学はこの者を管理人とは認めていないが)。自称管理人は、お茶の水女子大学の公式サイトで、仲間内の井戸端会議でもしているつもりか。「あたしたちがゴシップを楽しんでるのに、文句言わないでよ」ということか。 また、書き込み人らは次のように言っている。
実はこれが「水商売ウォッチング」の思想であり、危険な考え方である。
この数年間で、「水商売ウォッチング」やキクログやこなみ日記が、若者たちの間に育て上げた思想だ。 私は、このような考え方に反対であり、それはこのサイトで一貫して主張してきたことである。 相手を批判しようとするならば、相手を個別に見るべきであり、十把一絡げにしてはならない。 「予防検束」ということがある。ある人や団体が犯罪を起こしそうだと「判断」して、あらかじめ捕まえてしまうことだ。このことは、戦後の政治的議論の大きなテーマになってきた。戦前の治安維持法の時代には、政府や憲兵隊の判断で人々は予防的に拘禁された。そんな時代に戻っていいのか、それほど市民生活にとって重大な問題なのである。そして、さまざまな議論をふまえて現在は、暴力団や麻薬、破壊活動などの限られた分野で、裁判所などの正規な手続きと判断のもとに、予防検束があり得るという体制になっている。 「水商売ウォッチング」の思想は、予防検束と同じであり、戦前の治安維持法と同質である。 相手を叩くのに、手続きなど不要であり、司直でも何でもない自分たちの判断だけでよく、しかも、自分たちは匿名でいいのだ、という。 「こいつは怪しい」という自分だけの判断で、ろくに調べることもなく、相手をバンバン批判していいのだ、看板が気に入らない、看板を出して商売している以上、公開の場で実名を出して批判していいのだ、何か文句があるのか、内容をいちいち調べるのは社会のムダだ、オレ様のような優秀なリソースにそんなムダなことをさせるな、世の連中はバカで鰯の頭を信じている、そういう哀れな連中をオレ様が救ってやるのだ・・・・ このような考えは、全体主義であり、選良主義であり、独裁であり、法によらないリンチ(私刑)であって、はっきりと民主主義と自由主義の敵である。まるで先祖返りしたかのような「おぞましさ」である。 彼らは、他人の正否は自分で決められると思っている。自分が間違うことはないと思っている。間違ったらどうするか、などと考えもしない。そして、自分が間違っていても、訂正も謝罪もしない。 それが、「水商売ウォッチング」のやり方だ。 もし投稿人に、真摯に自分の信じる正義を実行するつもりがあるなら、「水商売ウォッチング」に書き込む前に、「日本医泉療術院」に出向いていって、「あんたがやっていることは悪いことだ」と面と向かって糾弾すべきである。それが正義を実行するということだ。その上で、必要なら書き込みをすればよい。 しかし彼らには、そんなことをする勇気や折り目正しさなどない。ろくでもない連中が、匿名であれこれ書き込んで、自分の正義感と優越感を満たして、グダグダと遊んでいるのが、「水商売ウォッチング」である。 2チャンネルと同じである。2チャンネルの方が、私物であるだけ、まだマシである。 ところで、もし投稿人が「日本医泉療術院」に乗り込んで行ったら、彼はそこで違う事実を知ることになっただろう。相手はバカではなかった。悪意もなかった。暴利をむさぼってもいなかった。驚いたことに、そこでは実際に病人が救われていた。周囲には感謝の声が満ちていた・・・・・。 私は「日本医泉療術院」を知らないが、そんなことは世にいくらでもあることだ。 もしそうだったら、投稿人は、どう謝罪するつもりか。 投稿人らは、法治国家にあるまじき無法を繰り返した。2チャンネルと同じ、学校裏サイトと同じだ。 私は、「日本医泉療術院」は投稿人らを告訴すべきだと考える。今回の一連の投稿によってもたらされた不当な風評被害に対し、損害賠償を求めるべきである。それが社会正義というものだ。 これまでも、これからも、「水商売ウォッチング」などで不法にバッシングされた企業は、法の正しい執行を求めて裁判を起こすべきである。それが法治国家というものだ。 |