核発電を推進してきた者たち

2013.05.18

鈴木理事長が職場放棄

昨日、原子力機構の鈴木篤之理事長が、職務を放棄しました。

もんじゅの部品点検を1万点以上もほったらかしにしたことを規制委員会に注意されて、これまで何度注意されても、のらりくらりしていたのですが、「もんじゅ停止」を宣告されて、ついにプッツンしたようです。

原子力機構といえば、かつての原研と動燃を合わせた研究開発組織です。
日本の原子力開発の総本山です。

そこのトップが職場放棄ですから、
これは、日本人には核は取り扱えないことをはっきりと示しています。

核発電でも無理なのに、高速増殖炉など出来るわけがありません。
実は、それを一番分かっていたのが、やっている当人たちです。
できもしないことを、できるふりをして、やっているふりをしていた、
それが「もんじゅ」です。

だから、部品点検など、どうでもいいのです。
どうせ全体が、できないことをやるふりをしているだけですから、
部品の帳簿にも、単にやると書いただけで、初めから全部をやる気はありません。
適当にやっとけよ、ということです。
鈴木理事長自身が昨年の12月に、「点検漏れはやむをえない」と言っていました。

公募していた原子力機構のトップに、志願して就任した鈴木氏が、
「こんなもん、やってられるかよ」といって職場放棄してしまったのですから、
これから、現場は総崩れになります。
モチベーションが急落して、原子力全体から、どんどん人が去っていくでしょう。



原子力ムラの面々

どういう人たちが核発電を推進してきたか、今も推進しようとしているか、見てみましょう。


鈴木篤之 前原子力機構理事長(東大原子力工学)

現役の原子力安全委員長のときに、原発推進の原子力機構の理事長に立候補して物議をかもした。
安全側が突然推進側になってもいいの? 答え:いいんです。
語録
ナトリウムは漏れるのが当然
電源喪失の実験は文殊で実地にやってみる
部品点検に漏れがあるのは当然

近藤俊介原子力委員長(東大原子力工学)
立命館大学の大島教授を原子力委員会に呼びつけて発表させておいて、最後に、「原発の本当のコストなど研究するのは学問じゃない、今日のところはこれで勘弁してやる」と言い放った。
「福島は原子力委員会の出る幕ではない、今は火事場見物だ」と言った。
福島事故後は、民主党政府の任命で原子力反対派も原子力委員会の部会に参加できるようになったが、すると近藤は、反対派に秘密で何回も原子力委員会を開催して、推進を討議した。

鈴木達治郎原子力委員長代理(東大原子力工学)
近藤委員長の命を受けて、原子力委員会の秘密会を何度も開催した。
新聞記者の問いに、「秘密会なんかしてませんよ」としらばっくれたが、写真や委員の証言でばれた。
「原子力委員会は原発の安全性には責任はない」とニヤニヤしながら語っている。

斑目春樹前原子力安全委員長
(東大原子力工学)

菅元総理に「水素爆発は起こりません」と断言した直後に1号機が水素爆発して、菅元総理の前で「アチャー」と机に突っ伏した。
「反対、反対と言っても、しょせんは金でしょ。2倍、3倍と補償すれば黙りますよ」
「安全、安全と言っていたらキリがないんです。どこかで見切り発車しないとね」

佐藤雄平 福島県知事

プルサーマルに強く反対していた佐藤栄佐久前知事が国策捜査で冤罪になったときに、県知事に立候補して当選。プルサーマル推進で東電から県に資金を導入した。
文科省から届いていたスピーディの情報を県民に知らせずに放置したと言われている。

高木孝一元敦賀市長
原発導入時の敦賀市長。
各地で原発推進の講演を行う。以下は講演内容。
「・・・といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の町づくりができるんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)おすすめしたい。これは信念をもっとる、信念! えー、その代わりに100年たって片輪が生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部、片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、いまの段階では(原発を)おやりになったほうがよいのではなかろうか...。」 

高木毅 自民党衆議院議員 福井県選出

前掲の高木市長の息子。原発推進。
2011年5月に菅前総理に辞任を要求。
敦賀市長
原発推進。
地元は協力してきた。  
地元に金をよこせと
あからさまに
言っている。

福井県美浜町長


原発推進
原発の補助金がないと町は
やっていけないと言っている



佐賀県玄海町長
原発推進
原発の補助金がないと
町はやっていけないと
言っている。その実、
自分の親族企業が
原発作業を大量に受注
していることが露見した。

石原慎太郎  維新の会 衆議院議員

原発推進 核武装論者

東京都の石原慎太郎知事は2012年10月6日、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を視察した。政府の新エネルギー政策で核燃料サイクル見直しが取りざたされる中、「廃炉はとんでもない話。絶対にしちゃいけない」と述べた。長期運転中止について記者団に問われた石原知事は、「誰がつくった手続きか知らないが、そういったものを簡略化、スピードアップするのが政治家の責任」と批判した。

西村慎吾 維新の会 衆議院議員(除名?)
原発推進 核武装論者
語録
「福島で放射線を浴びて気分がスッキリした。少しの放射能は体にいいんだ」

(別件ですが、最近、突然こういう赤ら顔になってしまう中年男性を良く見かけますが、何かの薬の副作用ではないかと疑われます)



どういう人々が原発推進か、思いつくままに上げてみました。
全員になんとなく共通した感じがありますね。

まがまがしく、強権的で高圧的な印象です。
知性とか思いやりとかからは遠い感じです。
人生の意味とか生命の大切さをあまり考えたことがない感じです。

それがたぶん、「核を推進する」という行為の本質なのでしょう。
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