国民の98%が原発廃止  仏教界も反対


2011.10.15


福井県にある曹洞宗大本山の永平寺が、「原発は仏の教えに背く」ということでシンポジウムを開催するそうです。これまで原発を肯定して「ふげん」とか「もんじゅ」と命名するのに関わってきたことを反省しているそうです。




仏教界の有力な宗門からこういう動きが出てきたということは、おそらく日本のほとんどの仏教宗派が反原発になるということだと思われます。曹洞宗は反原発で、浄土真宗は原発推進、ということにはならないでしょう。(KFの科学は原発推進のようですが)

私はあまり信心はありませんが、浄土真宗のお寺に代々のお墓があり、墓参りにも行きますから、一応は真宗門徒の仏教徒ということになります。日本には、私程度の意識の人を含めれば、仏教徒は7,8千万人はいるでしょうから、永平寺の動きは脱原発に向けての非常に大きな動きです。

原発に反対する理由は、一言で言えば「原発は命を傷つけるもの」で、それは仏教の教えから外れるということのようです。


私はスライドショウで、原発は「輪廻転生」を破壊すると言っています。

地球上では物質は不変で、酸素は酸素のまま、炭素は炭素のまま、あるときは木になり、あるときはかぶらになり、あるときはうさぎになり、あるときは空気になって、何億年も輪廻転生を繰り返してきました。





なんだか、曼荼羅みたいですね。

ところが原子力では、核分裂によって物質Aが物質Bに変わってしまって、元に戻らなくなります。
核エネルギーと引き替えに、輪廻転生がそこで終わってしまうのです。

これはまぁ、仏の教えに背くのでしょうね。


なんと98%が原発廃止と回答

日刊工業新聞が報ずるところでは、内閣府原子力委員会の1万人アンケート調査で、「原発は直ちに廃止して再生可能エネルギーに転換すべきだ」が67%、「段階的に廃止すべきだ」が31%で、合計して98%が原発廃止と答えたそうです。






内閣府原子力委員会は、国の原発政策の根幹を決める委員会です。そこがわざわざ1万人もの人を調査して、98%がノーと言っているわけですから、国民世論は決まったということです。どんな政府も、どんな財界人も、この声を無視して原発を推進することはできません。

近藤駿介原子力委員長は震災直後に、福島の惨状を見ながら、「まだまだ原発をやる」と言いました。
http://www.minusionwater.com/sekainosuusei.htm

しかし自分がやった調査の結果を見て、国民がどう思っているか思い知ったでしょう。
原子力ムラの常識は国民の非常識だということです。

専門家は、「すぐに再生可能エネルギーなんて無理に決まってる」と思うかも知れませんが、これが国民世論ですから、その実現に向けて最大限の努力をするのが専門家です。

また、政府も電力会社も、「原発の再稼働はない」と覚悟して、準備に入らなければなりません。
それが政府の仕事であり、電力会社の仕事です。
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