| 菅総理は共産党の志位委員長との会談で、核燃料サイクル計画を白紙に戻すと明言しました。(毎日新聞) |

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核燃料サイクルは現実にうまく行っていませんし、将来とも成功する見通しもなく、世界中が手を引いている状況ですから、原子力推進派の原子力委員会(近藤駿介委員長)も見直しをせざるを得なくなっていました。
核燃料サイクルに言及したということは、数年前に経産省の良識派が提言した「19兆円の請求書」について、もう一度議論されることになるのでしょう。 http://kakujoho.net/rokkasho/19chou040317.pdf 政権を維持するためには、いきなり「脱原発」まで踏み込んだ発言はできないでしょうが、総理の発言の行間を読めば、総理がはっきりと「脱原発」に舵を切ったことがわかります。実際、スライドショウ「脱原発の道」で示したように、新設をしなければ原発はなくなるのですから、総理の考えが着々と進められれば、自然に「脱原発」がj実現することになります。 連休明けに管政権をつぶすとしてきた党内外の勢力は、菅総理の浜岡停止で、倒閣運動が出来なくなりました。一歩踏み込んだところに、強烈なジャブを食らったという感じで、反対勢力はかなり足に来ているようです。浜岡停止は政権維持のパフォーマンスだ、と批判する向きもあるようですが、政権を維持しなきゃ何もできませんから、そのためのパフォーマンスも大いに結構です。 党内外の反対勢力は、小沢、鳩山、谷垣、石破、石原、と並べてみても、みんな2世議員で、肝の据わった人材はいません。菅総理は、徒手空拳で、しかも角栄とは違って野党から、政界を遊泳してのし上がってきました。そこらの2世議員とは実力が違います。その人が、この2ヶ月、地獄を見る思いで国政を一身に背負ってきたのですから、まさに「艱難汝を玉となす」で、他の政治家とは格段に実力差ができてしまいました。 その人が、議院内閣制は期限付きの独裁政治だとうそぶいて、政権を手放そうとしないわけですから、倒閣するのはたいへんです。吉田でも岸でも佐藤でも田中でもチャーチルでもサッチャーでも、在任中はボロクソに言われるのが総理というものです。「脱原発」を追い風として菅総理の長期政権の目が出てきました。 今まで原発を止めると言った総理はいなかったし、止めて見せた総理もいませんでした。菅総理は希有で貴重な存在です。ネット界では菅総理は嫌われ者ですが、脱原発の道筋をつけるまでなんとか頑張ってほしいものです。応援します。 |