牛やシカも地磁気を感じている・・・・らしい 2008.09.04
2008年8月、毎日新聞に元村有希子記者の次のような記事があった。
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南か北を向いているということは、地磁気の磁力線に対して角度を持つのではなく、磁力線に沿った方向に身体を向けて休息するということである。その方が楽なのか、あるいは体力の回復が早いのか。それは何と関係があるのか。気の流れというものか。あるいはヘモグロビンか。
地磁気は、地球に生命が誕生したときから与件としてあったのだから、生命体の中に何らかの形でそのことが織り込まれているのは当然で、多くの動物が地磁気を感じ取っているのだろう。
風水とかダウジングとかいうことも昔からあって、洋の東西を問わず、たとえば神社や寺院などを建てるときに方角や場所を選ぶのに、そういう術が使われてきたようである。あるいは、昔から行基などの高僧たちが全国を巡って温泉を見つけたりしてきたが、それも似たような要素があったのではないだろうか。
また、「北枕」ということがある。死人は北枕に寝かせる風習があって、北枕は不吉という印象があるが、実は北に頭を向けて寝るといいことがある、と風水では言っているようだ。
昔の人が当然としていたことで、現代人には分からなくなってしまったことがたくさんある。文明化で人間の感覚が鈍くなってきたと言われている。
しかし地磁気に関しては、地磁気自体が弱まってきているという事実もある。地球物理学の知見では地磁気は周期的に反転する。ということは、地磁気は正弦曲線のように周期的に増減しているということである。
磁気によって水は変わらない、変わるはずがない、変わるという者はみな詐欺師である、とニセ科学批判者らは言うが、それはまったく鈍感で傲慢な主張である。そのような主張は何の証拠もない勝手な思いこみでしかないし、現実をまったく説明できない。
ニセ科学批判者らがその論拠とするところは、「水分子が激しく運動しているから磁気の影響は残らない」というものである。しかしそれは根本的に間違った考えである。
でんじろう先生がよくやる実験に、風船に酸素を充填して、そこに磁石を近づけると風船が寄ってくるというものがある。酸素は磁性体だから、磁石で磁化して引き寄せられるのである。では、いったん磁化した酸素は、磁石から離れたら、瞬時にその磁化状態を失うのか?
酸素原子(分子)は風船の中で激しく運動している。だから、多くの分子の向きがいったん磁石の方向にそろっても、磁石から離れたらすぐ、それぞれの分子の向きはバラバラになる。するとひとつひとつの分子の磁化状態も同時になくなるのだ、とニセ科学批判者らは言うのである。
しかし、分子運動によって分子の向きがバラバラになることと、ひとつひとつの分子に磁気の影響がどう残っているかということとは、まったく別の事柄だから、そのような主張はバカバカしいと言うしかない。
あるいはニセ科学批判者らは、「酸素は磁性体で水は反磁性体だ、だから・・・・・」などと言うかも知れないが、それは恥の上塗りである。磁性体であろうが反磁性体であろうが、磁石から受けた影響が分子内でどれほど持続するかという議論は、分子運動とは無関係だからである。
我々が調べた限りでは、磁気の影響は水の中に1ヶ月近く残る。マグを使っている者なら誰でも体験していることだが、磁気活水は甘い。あっちの水はにーがいぞ、こっちの水はあーまいぞ、ホ、ホ、ホータル来い、というわらべ歌が、ほんとうのことだと思えてくる。
磁気については、まだまだ人智の及ばぬところがたくさんある。
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