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1−7 天羽優子氏は販売を妨害している
「正しい科学的知識を流通させるという目的」と言う一方で、「別に,改善されることを目的としてやっているわけではありません」とも言う。
「水商売ウォッチング」は何を目的としているのか。
彼女は最近の議論の中で次のように言っている。
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/intro.html
水商売(還元水?)な方とのやりとり
読者
当方、還元水関係の仕事をしており、お客様に不信感を抱いていただかないように、できる限り正確な情報を提供しようと心がけている者です。
天羽
是非よろしくお願いいたします。私が水商売批判のサイトを作っているのは、怪しい科学と抱き合わせで販売が行われることが困るからという、その一点につきます。
読者からメールをもらって「水商売な方」と呼ぶ、天羽優子氏の、社会人としての常識のなさに呆れるが、要するに「水商売ウォッチング」の目的は「怪しい科学と抱き合わせで」「販売が行われることが困る」「その一点につきる」のである。
販売が行われても、別に彼女が直接に「困る」こともないはずだから、「困る」とは「私は許さない」という意味である。だから彼女は「困らないように」行動する、つまり販売を妨害するわけだ。そして、その科学が怪しいかどうかは、彼女が独断で一方的に決めるのである。一方で販売を妨害するつもりはないと言っておきながら、こういうところでうっかり本音をもらしてしまっている。
ここに、彼女が販売を妨害する意図を持っていることをはっきりと示す文章がある。先述した、浸透圧についての天羽優子氏の批判は、最後は以下のようにしめくくられているのである。
水を理解するために http://atom11.phys.ocha.ac.jp/water/text01/index.html
天羽
さて、ここで読者にききたい。この例に挙げたような宣伝をしている浄水器や活水器の業者はたくさんあって、数万円から数十万円の値段で販売しているが、あなたはその製品を買いますか?浄水器や活水器の開発には、高校の理科の知識はもちろん、もっと専門的な分析や反応の知識が必要なはずだ。「水クラスターが小さい・浸透圧増加・細胞を活き活き・体にいい」などという宣伝を大まじめにやっている業者は、高校の理科の知識すら怪しいことになる。そんな知識しかない業者が作って販売している製品に、あなたはお金を払いますか?その製品を本当に信用できますか?業者はたまたま(わざわざ宣伝文句に取り入れている)浸透圧について全く無知なだけで、他の水処理技術については高度な知識と技術を持っていると・・・・期待できるでしょうか?
の部分を批判するだけだと言いながら、そんな製品は買うな、と言っている。これが彼女の本音である。「水商売ウォッチング」が、販売妨害にまで突っ走っていることがはっきり分かる文章である。明らかに科学者の本分を逸脱している。また、国立大学に許される言論ではない。
1−8 実際に何が起こっているか
天羽優子氏のこのような振る舞いによって、実際に何が起こっているか。私たちのビジネスでの実例を紹介しよう。
実例
ある女性が、友人である主婦にマイナスイオン水生成器の良さを伝えた。そして説明会にお誘いして、インストラクターから十分に情報を受け取ってもらい、実際に使用している人々の体験談を聞いてもらった。さらに別の日に料理教室を開いて、ふつうの水道水で調理したものと、マイナスイオン水で調理したものの味比べをし、最後に食器やナベを洗って、マイナスイオン水だと洗剤なしでも油汚れが落ちることを確認してもらうなどした。このような努力の結果、その主婦はマイナスイオン水生成器をたいへん気に入って、それを自分の家にも取り付けようとして、ご主人に相談した。するとご主人は、「そうか、それほど気に入ったのなら買ってもよいが、念のため一度インターネットで調べてみよう」となって、インターネットで検索するうちに「水商売ウォッチング」のサイトに行き当たった。そこにはマイナスイオン水生成器について悪口雑言が書き連ねてあり、しかもそれはお茶の水女子大学の公式サイトだ。ご主人は驚いて、「お前、あれはインチキだぞ、やめとけやめとけ、すんでのところでダマされるところだった」という結果となった。こうなってしまうと、私たちの力でこれをひっくり返すことは困難だ。ご主人は私たちの話を直接聞いていないが、こういう状態でご主人に話を聞いてもらうことは、もうとうてい無理である。その結果、単にビジネスが成立しなかっただけでなく、その女性と友人の主婦との良い関係も壊れてしまった。
こういうことが日常的に起こっているのである。一般の読者には、天羽優子氏をお茶の水女子大学の教員だと錯覚する人が多い。それは錯覚というより、むしろ当然の認識と言うべきだろう。なにしろお茶の水女子大学の公式サイトなのだから。
彼女は、「私はの部分、その製品で何が起こるかまで否定しているわけではない、の部分に間違いがあるから指摘しているだけだ、販売を妨害するつもりはない」と言う。しかし実際の行動としては、先に見たように「とんでもない嘘だ・・・宣伝は嘘をついている・・・真っ赤な嘘ということになる・・・・全くの出まかせじゃないのか・・・・あなたはその製品を買いますか?あなたはお金を払いますか?その製品を本当に信用できますか?」といった罵詈雑言が、次から次へとまくし立てられる。
販売妨害行為について、私と天羽優子氏との間のやりとりをご紹介しよう。
吉岡/天羽 往復メール 2003年11月〜12月
吉岡
日常生活を「マイナスイオン水」だけで暮らす人々が、すでに全国で10万人以上に達し、来年には20万人以上になりますから、そして、その全員が私たちの仲間ですから、それらの仲間の間で、疫学的な統計調査を実施します。
天羽
メールの前半で,マイナスイオン水だけで生活する人が吉岡さんの仲間だけで10万人以上で来年には20万人に達するし5年かけて疫学調査もするって主張しておきながら,メールの後半で私がコメントしたことで製品が売れなくなるって主張するのは一体どういうことなのか。売れてるじゃん,十分。
吉岡
10万人というのは、精度ある疫学調査が可能なほどの規模になっているという現在の事実を述べたものです。製品が売れているかどうかは議論の主旨ではありません。
天羽
そうですか。じゃあ,売れていようがいまいがどうでもいいのに,私にわざわざメールを送ってるんですね。ということは,私がこうして返事を書いているのは,要するに,吉岡さんの趣味におつきあいしてるってことになりますね。どうも,吉岡さんと私とでは,趣味が根本的に合いそうにないんですけど・・・。
それに,私の突っ込みが「売り手にとっても買い手にとってもどうでもいいところをほじくり返して」なんて言っておきながら売れ行きに影響するとそのすぐ後で書くのは,矛盾もいいところだと思う。だってユーザー20万人になろうとしてるんでしょ。水関係の製品で年間10万人以上ユーザーが増えるって,誰が見たってそりゃ売れてると思うぞ。てことで結局何をいいたいのかさっぱりわからない。
吉岡
決まりそうになったところに、全然関係ない人が横から why や howについて突然文句を言ってきて、見たらそれが大学の先生だから、買いの手が引っ込んでしまう、という現象が、実際に起こっていることを指摘しています。たくさん売れている製品でも、売れていない製品でも、末端では1人1人が1台1台、一生懸命売っており、そういう人たちは天羽さんに反論する能力を持っていません。それらの人々には影響が出ているようです。
天羽
はて・・・。私は科学的にまともな見解を示しただけであってわざわざ取引の現場に出向いていって何か言った覚えはありませんが。当方のサイトを見て購入をやめる人というのは,商品説明に納得できなかったからわざわざウェブにアクセスして検索してあれこれ調べた人ってことですよね。納得できれば即買いするでしょうし,疑問を持たなければそもそもウェブで調べようとはしないはず。
吉岡
疑問はなくても、いまどき、多くの人が一度はウェブを見て、ほんとにある会社かどうか調べようとします。グーグルで検索すると天羽さんのページに行ってしまいます。
彼女はむろん、私たちの製品の販売台数が多いか少ないかなどを評価する立場にはない。何台売れようと、「売れてるじゃん、十分」などと彼女が口を挟むことではない。十分かどうかは私たちが判断することだ。彼女は、「たくさん売れてるのに、私のコメントで売れなくなるってのはどういうことか」と疑問を呈している。つまり、「たくさん売れているのだから、私は妨害していないのだ」というのが彼女の理屈だ。しかし、全体で何台売れているかということと、彼女の妨害で売れなくなるケースがあるということとは別の話である。どうやら彼女は、「業者」から何か言ってくるとしたらそれは「売れなくなった」というクレームに決まっていると思いこんでいるようだ。だから「売り上げが問題ではない」と言われて、訳が分からなくなってしまうのだろう。
私たちは、健康と環境というテーマに賛同して集まった数万人のグループで普及活動をしている。だから普及台数の絶対数は業界でも多い方だ。しかしその陰で、1台普及するのに1人の人間が1ヶ月以上努力したりしている。その努力が彼女の言動で妨害され、水泡と帰すのだ。売り手にとっても買い手にとってもどうでもいいところでも、お茶の水女子大学の名で、先に見たようなヒステリックな罵詈雑言を浴びせられては、売れるものも売れなくなる。
天羽優子氏は、本人が納得していないからインターネットを見るのだと決めつけている。彼女の言動を見ていると、彼女には想像力というものがほとんどないようで、想像力がなければ他人への思いやりも生まれようがないわけだが、実際は、実例で紹介したように、本人は納得していても、配偶者など身内が「水商売ウォッチング」を見て反対するというケースが多々あるのである。私たちの正式な説明を聞いていない身内の人は、伝え聞きでは納得できず、家人がだまされているのではないかと心配することが多い。「水商売ウォッチング」は、そのような身内の反対の気持ちを決定的にしてしまうのだ。私たちの「マイナスイオン水生成器」の売り上げは、過去5年間で200億円以上になっている。「水商売ウォッチング」によるこれまでの風評被害や直接的な被害は、どんなに少なく評価しても売上げの1割、20億円にはなっているだろう。
なお、本題とは関係ないが、私たちのマイナスイオン水生成器は水道管の根元につける道具で、家中の水をマイナスイオン水に変える。だからその家に住む家族は全員、マイナスイオン水の利用者になる。天羽優子氏は勝手に早合点しているようだが、疫学調査などには台数よりも人数が大切だから、私たちは普及の状況を利用者の人数で表現することが多い。1台当たりのユーザーは平均3人くらいであり、あれから2年経ち、現在利用者は30万人ほどになっている。
1−9 天羽優子氏は先制攻撃している
天羽優子氏は、新しい発見はどのように報告されねばならないかを、下図のスライドを用いて、2004年3月のウォーターフォーラムで発表した。
なるほど、これが彼女の常識なのだろう。世界的にも学会はこういう標準で動いているのだろう。私自身も若い頃そういう経験をしているので、一応のルールは知っている。
しかしそれは「日本物理学会」とか「日本化学会」とかの、学会のルールに過ぎない。その学会とはすなわち、研究を業とする者の私的な職能集団すなわち「ギルド」に過ぎない。ところが彼女には、それが世間をすべて取り仕切っているように見えているらしい。たとえば、「マイナスイオン水生成器を通した水を、猫が好んで飲む」という新しい発見があったとき、それはどこかの学会に報告され、レフェリーに査読されて判定を受け、追試を受けなければ、彼女はそれを事実とは認めないというわけだ。
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/intro.html
吉岡/天羽 往復メール 2003年11月〜12月
天羽
新発見をしたのならしたで,通常の科学のルートに載せて,誰でも追試出来る状態でまずは広めてください。論文は世界中どこにでも投稿できるし,査読者も世界中にいますよ。
しかし、物理学会とか化学会とかの学会に所属している人は、人口の千分の1もいないし、基本的には私的な集団だから、それらの団体に日本全体を統制する権限などあるはずもない。
一方、ビジネスの世界は、学会に報告しているかどうかなど気にせず、極端に言えば、「猫がよく飲みますよ」「あ、そう、うちにも猫がいるのでひとつ買いましょう」で動いている。ビジネスの世界は科学の世界とは別なのだ。だから彼女が科学の世界に住んでいてくれる限りは、彼女がどう考えようがどうでもいいことなのだが、彼女は自分の勝手なルールを持ってビジネスの世界にやってくる。これが厄介なのだ。
科学の世界では、なるほど彼女の言うように、自分の実験の追試が可能な情報を提出しなければならない。しかしそれは、その逆として、相手の実験結果を追試なしに否定してはいけないというルールとセットになっている。それをやったら学会除名だ。しかし彼女はビジネスの世界に対しては、平気でそういう振る舞いをする。なぜか。それは、学会への報告がないものは事実として認めなくてよい、と彼女が勘違いしていることによる。また、ビジネスの世界を「業者」と呼んで見下していることもあるだろう。しかしビジネスの世界においても、相手の言う実験結果を追試せずに否定するのは、やはり暗黙のルールに違反するのである。それが人間社会の常識だ。
たとえば、私は「アトピー解決篇」という本を上梓しているが、その中でアトピーという現象についての医師たちの言説を批判している。しかし、医師たちが「こういうことが起こった」「ああいうことが起こった」と報告する現象それ自体を否定したことはない。その報告が論文であろうとインタビューでの回答であろうと、そのような報告を、自分で追試することなしに否定することは、社会のルールに反するからだ。「あなたの言うその現象は、なるほどそのように起こったのだろう。しかしもしそうならば、それはこう解釈すべきである」という論理展開になっている。
天羽氏が「水商売ウォッチング」でやっているのは、「科学の現場」からビジネスの世界に勝手に踏み込んで来て、企業の広告をあれやこれや読みあさって、学会に報告されていない事柄は追試なしに否定して、さらにはうそつき呼ばわりをする、そういう傲慢な行為である。
私たちは別に、物理学会や化学会や天羽優子氏に、私たちがビジネスの世界で事実と認識している事柄を、認知して欲しいと思っているわけではない。そんなことを頼んだこともない。天羽優子氏が勝手に先制攻撃をかけてきたのである。それに対して私たちは、「そんなことを言うなら、私たちの現場でどういうことが起こっているか、見に来たらどうか、あるいは私たちがやったのと同じ方法で追試してみたらどうか」と問い返しているにすぎない。ケンカを売ってくるなら少しは調べたらどうか、それが礼儀だし科学者としての矜持ではないか、と彼女に問うているだけである。すると彼女は言う。
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/intro.html
天羽
なお、科学の世界では「新規なことが起きた」と主張する側が立証責任を負うのが原則となります。(逆に、新規なことが起きたと主張し、間違いだというなら否定してみろ、と立証を相手に任せるのは、疑似科学信奉者がよく使う手法だったりします)
これでは話がアベコベだ。なるほど科学の世界では、「新規なことが起きた」と主張する側に立証責任があるのだろう。しかし、私たちは科学の世界に住んでいるわけではない。私たちはビジネスの世界でビジネスをしている。ビジネスの世界では、なんらかの立証をするにしても、それは、学会への報告である必要はなく、「ビジネスの世界の常識」の範囲内で、すなわち売り手と買い手の間で合意ができればそれでいいのである。
私たちがそのようにして、買い手の納得を得ながら活動していたところに、突然「科学の世界」の慣習を持ち込んで、私たちの世界で事実とされていることを、追試することなく否定し、うそつき呼ばわりまでして先制攻撃をかけてきているのが「水商売ウォッチング」である。彼女は、企業側の広告に科学的間違いがあること、それ自体が企業による社会への攻撃なのだ、自分はそれに反撃しているのだ、と言う。
吉岡/天羽 往復メール 2003年11月〜12月
吉岡
天羽さんが、官職名を名乗らずに、自分のサイトで、自分の主張をされるなら、その行為には私は何も異論はありません。(内容には異論があるわけですが)天羽さんが、お茶の水女子大学の職員であるかのように振る舞って、お茶の水女子大学の公開サイトで、民間企業を先制攻撃していることを、社会的公正を欠く行為だと批判しているのです。
天羽
見当違いの批判ですね。その「先制攻撃」とやらをしているのは,学問的に全く確立していなかったり,誤りだったりする宣伝内容を世の中に振りまく企業の方じゃないかと。#根拠がはっきりするまで待てというのに・・・・。
天羽優子氏のまったく勝手な言い分である。「根拠がはっきりするまで待て」などという権限が、彼女や学会にあるはずもない。ビジネスの社会で何を売買して良いか悪いかは、法律に定められている。法律を遵守して行うビジネスを差し止める権限など彼女にはない。
しかし彼女は、販売してよいかどうか、それを決める権限は自分にあるかのような、お茶の水女子大学にあるかのような、尊大な口振りで次のように言っている。
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/intro.html 序文
天羽
ここで取り上げたからといって、製品の販売がいけないということや、性能が悪いということは意味しません。理由は不明だが効果がある、という製品は、効果の確認がしっかりできているなら販売することには何の問題もありません。
また、たとえ記述に間違いがあっても、そこに詐欺の意図がないのであれば、それは単なる間違いであって、社会に対する攻撃ではない。間違いを見つけたら、その企業に直接注意すればそれでよいことだ。
しかし彼女はそうはしない。そんなやり方では「水商売ウォッチング」の真の目的は達成されないのだ。真の目的を達成するために、彼女は、いちいち追試することもなく、相手の実名を上げて、お茶の水女子大学の名で、先制攻撃をかけて販売を妨害するのである。
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